私は昨年、ゴーセンの張り人の資格を取りましたが、テニスコーチはこの資格について興味を持っている人が多いです。
アメブロ、スクールに通われる生徒さん、私の知り合いもホームストリンガーの方も多いので、今回は張り人の資格試験について書いてみたい。
この資格の習得が難しい点の一つとして、ゴーセン、張り人のホームページを見ていただくとお分かりになりますが、
店舗実績が6ヶ月以上、週勤務20時間以上ないと受験資格がない。
この時点で、大きく受験者を制限している。
つまり、ホームストリンガーとしてしっかりガットが張れるとしても、公務員だったり銀行員、デパートや商社の方には受験資格がない。
スポーツ量販店だったりテニススクール、テニスクラブ勤務、テニスコーチでないと受けることすら出来ないのです。
この辺が、一般の資格試験と大きく違う点だと思います。
では仮に量販店、テニススクールに勤務していて張り人を受ける事にしましょう。
ゴーセンに連絡をして、自分が居住している都道府県でいつ張り人の試験があるか確認して申し込みます。
私は東京都のゴーセンの東京支社て受けましたが、大抵年二回あります。
受験者が多いと二日にかけて行われる。
試験内容は筆記試験と張りの実技、これは多くの人に認知されているようですが、具体的にお話ししましょう。
まず、筆記試験。
これを軽く考える受験者は多いようですが、とても重要で、どんなに張りの実技が良くても、この筆記試験が60点以外だと不合格になるのです。
選択問題もありますが、文章を書く問題が多数あり、私の知り合いのテニスコーチはこれで撃沈したモノ多数。😵🌀
事前にテキストを渡されるので、試験日までしっかり勉強しないと筆記で落ちることになってしまう。
これでは、スタートラインに立つことすら出来なくなるので、私は必死に勉強しましたね。
へんな話、知っているつもりの漢字が出てこなかったりするので、その辺もしっかり頭に入れて。
そして実技。
隔離された部屋に、決められた順に三人づつ入り、実技開始。
ラケットとガットを渡されてテーマを言われます。
テーマは、
6スロートの一本張り、8スロートの一本張り、
6スロートの二本張り、8スロートの二本張り
の4つのうちのどらかで張ってくれ、と言われる。
つまり、この4パターンをしっかり習得していないと合格は出来ない。
テニスコーチの中には、このどれかのパターンに特化している人はいますが、これだと運任せになるので、しっかり全部習得しておきたい。
ちなみに、初期の頃の張り人はこれが1つだったので、問題がある張り人がたくさん誕生してしまったとの噂がありますが……………。
気を付けるのはメトバシ、ガットを切る、はイッパツ不合格。
ガットがからまって直ぐに解決出来ないと、これも不合格。
さて、上の写真は私が5月から引き継ぐ店の店内の様子です。
5月になりましたら、是非いらしてください。
ラケットもって(*^.^*)。