テニススクールでは、最近あまり見かけなくなった事の話です。



先日市営コートで同じテニスコーチの友人と練習をしていた時、隣のコートから突然、



「ガシャーーン」



と大きな音が。



こっちは気にせずラリー続けてていましたが、またしても、



「ガシャーーン」



その後、もう一度、大きな音。



見ると、男性がラケットを投げつけて、拾ってまた投げつけて、また拾って投げつけて、最後にラケットにキックをお見舞い。



それがフェンスに当たって更に大きな音!

!!( ; ロ)


何が気にくわないのか原因は定かではありません。



自分のプレーに腹を立てているのか、シングルスをしていたようなので、相手のジャッジが気にくわないのか。



その後、相手の男性が駆け寄り肩に手を当ててなだめている。



しかし、正直久しぶりにラケットを本気で投げる大人を見た気がしました。



ジュニアなどは、試合に負けてラケットを投げる子を時々見かけますが、最近は大人ではほとんどいない。



しかし、昔は違いました。



テニススクールでもテニスクラブでも、ミスショットをしてラケット投げる人、たくさんいました。



ここで言うラケットを投げるとは、ポィっと軽く放るのではなく、先ほど話した人のように、本気で投げつける、



又は、叩きつける人の事。



最悪の場合ラケットが折れてしまいますね。



テニススクールでは、ダブルスでミスった時にポィっと投げる程度の人はいますが、本気で叩きつける人はいません。



さて、昔はラケットを投げつける人が多く見られ、最近はほとんどいないと言うのは、プロ選手の影響が大きいように思います。



ジョコビッチや西岡良仁はよくラケットを投げつけますが、アルカラス、シナー、ルブレフなど若手トップはそう言う事をしませんし、女子は皆無なのではないでしょうか。



しかし、昔のトッププロはよくラケットを投げつけていました。



キング夫人は、試合でほとんどのラケットを自ら折ったことがあるそうです。



自分の不甲斐ないミスに怒って、ラケットを叩きつける。



入ったと思ったショットがアウトのコールで、投げつける、



ラケットが折れるシーンもよく見ました。



最近は、コートバイオレーションを取られて自分が不利になると言う事もありますが、



チャレンジシステムや、ラインジャッジがAIになったりして、ミスジャッジか無くなり、ジャッジに怒りようが無くなったこともあるかもしれません。



ラケットを投げる、叩きつける事は良くありません、絶対に辞めましょう。

(;-ω-)ノ



と、偉そうなことを言いましたが、実はかつては私はラケットを投げる常習犯でした。

(@ ̄□ ̄@;)!!



ミスっては投げる、不甲斐ないプレーにラケットを投げつける。

(*_*)



ラケットを折るまでは行きませんでしたが。



(嘘です、m(_ _)m、プリンスのオースリーは本当に折れやすかった)



40代の後半になって減ってきて、50を越えたらラケットを投げなくなったと思います。



そう考えると、私は大人になるのが遅かったかもしれません。