雪はテニスに取って大敵です。
最近のオムニコートは、雨が止めば直ぐにテニスが出来ますが、雪は止んだからと言っても積もっていれば直ぐにテニスをすることは出来ない。
テニスクラブでテニスをしてきた時は、クラブ全員でテニスコートの雪掻きをしましたが、テニスコート一面分の雪掻きはとても大変でしたが、
雪は固まってしまうと厄介なので、何とか早めに雪掻きをしてしまおうと会員は頑張りました。
しかしテニスクラブなら、会員が少しテニスを我慢するだけで、済むと言えば済むのですが、
テニススクールに取ってはそうはいきません。
積雪で何日も営業が出来ないと、売り上げに影響が出てしまいますし、レッスン給でもらっているテニスコーチに取っては死活問題。
アウトドアコートでレッスンをしていた当時は、必死に雪掻きしていましたね。
私は、今の勤務先はインドアテニススクールなので、雪の直接の影響はありませんが、交通に影響が出そうとなるとテニスコーチやスタッフが帰れなくなるので、
それを勘案して営業を早めに終了、ナイターレッスンは中止となるのが、今では定着しています。
最近は、雪が積もりそうとなると、インドアでも早めに中止にするのは、どこのインドアテニススクールでも同じなようです。
しかし、昔は違いました。
インドアの利点はどんな天候でもテニスが出来る、と言うのが売りだったので、大雪でもレッスンしていましたね。
インドアテニススクールが、全体で少なかったと言うのが理由だと思いますが、肝心の生徒の方が来ることが出来ず、
ナイターレッスンの最後のクラスは、コート2面で生徒が一人ずつの二人、なんてこともありました。
また、私が20数年前最初に勤務していたテニススクールは全国展開していたので、そこに勤務するテニスコーチはアウトドアのコーチもいれば、インドアテニススクールに勤務するテニスコーチもいて、
ある年、東京に大雪が降って何日もレッスンが出来ないなんて事がありました。
私は、インドアに勤務していたので影響はなかったのですが、ある時ヘットコーチから、
「おやじくん、来週2~3日休まないか?」
「え、どうしたんですか?、珍しい」
「実は新宿のスクールが、全然レッスンが出来なくて、困ったコーチがレッスンやらせてくれないか、ときているんだ」
そう言う事なら、仕方ない。
お互い持ちつ持たれつ、困ったときは助け合わなくてはならない。
レッスンを、シェアすることにしました。
来月の給与がちょっと減るのも仕方ない。
さて、今回のテーマとは少し離れますが、
その時に、私の代わりにレッスンをするコーチに、引き継ぎ事項の話を電話で話した時に、
「火曜日は、最初が初級、中級、入門、ゲームクラス、ジュニアともう一つジュニアです」
と言ったら、
「おう、(-_-;)、結構あるな、まあ有り難いけど」
アウトドアとインドアでは、レッスンの数が当時は全然違ったんでねぇ。
アウトは1日3~4レッスン位だったのに対し、インドアは5~6が当たり前でした。
彼は驚いていましたが、レッスンが多い方が給与が良くなる (^-^)v。
さて、今回の雪がどれくらい残ってしまうのか、せっかく取った日曜日のアウトドアレッスンが、出来るかどうか、今から心配しています。
\(+_<)/