以前に、生徒さんの高齢化問題の話をしたことがありましたが、今回はテニスコーチの方の高齢化の話になります。
先日の自分の勤務先。
スタッフルームに、50を少し過ぎた男のコーチ。
もうすぐ還暦の自分。
還暦を迎えた女性コーチ。
「先日友人が死んだんですよ、60才で突然のだったらしい」
「エー!私たちも危ないかも」
「前日までは元気で、亡くなった当日に突然倒れたらしいんだ」
「自分も死ぬならそれがいい。何日、何年も病気で寝込だ末に死ぬのはイヤだな」
「私も、健康寿命イコール寿命がいいな。女性は長生きするけど、健康寿命はずっと短いから」
「最近はレッスンも命懸けだね、一レッスンならいいねど、三つも連続すると危ないな」
「自分なんか、今年退職するハズだったのが、これじゃ生きて退職するのが目標だよ」
すると、それを聞いていた50中場の支配人が、
「このメンバーならで会話だ」
と大笑い
((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
私の勤務先には、他に20代が3人、30代が2人、40代か1人いるのですが、たまたま50以上のスタッフが揃ったら、こう言う会話になった。
勤務先のテニススクールは、20代から50代まで、まだ何とか揃っていますが、
更に上には上がいて、
(下には下かも)
先輩のテニスコーチの知り合いに、この話をしたら、
「そんなのまだ大したことないよ」
「そうなんですか?」
「俺の通っているスクールなんて、自分が67で一番上が74才。次が65、62、でこないだ60才の新人が入ってきて、あとはバイトの学生」
「……………………。」
「フロントの姉さんも60以上が二人で、おやじ君もこっち来たら若手の新人だよ」
この先輩とは、ある市の指定管理のテニス教室を、5年契約でレッスンしているのですが、期限がきたらもう5年延長してテニス教室をやりたい意向が向こうにはある。
週イチの二コマだけなので、やっても良いのですが、そうなると二人もかなりよい歳になる。
「テニス習いに来たら、コーチが年寄り、おじいさんだったらガッカリするんじゃないかなぁ」
確かに、その通りかも。
テニススクールは、若手が多いのが理想ですが、なかなかそうは行っていないのが現実です。
どこのテニススクールでも、昔はおじさんコーチ、おばさんコーチがいたのが、
おじいさんコーチ、おばあさんコーチがいる、いやいるだけなら良いが、皆がそうだったら生徒が集まらないかもしれない。
だからと言ってもどうにも出来ないのが現実です。
私は、申し訳ありませんが退職してガットショップを引き継ぐ道しか考えていませんが……………。