これもテニススクールアルアルな話だと思います。
レッスンでは毎回ダブルス練習があり、担当のテニスコーチがサーブなり、リターンなどのボジシヨンに入り、ゲームを進行する際、
ポイントが決まる度に、
「フィフテーンラブ!」
「サーティーラブ!」
とコールすると思いますが、
これをやり過ぎてしまうと、生徒さんがコーチに依存しすぎて、カウントが数えられなくなる、と言う話です。
もちろん、これは良くないことなのでゲームの途中で、時々、
「◯◯さん、今ポイントいくつでしようか」
「✕✕さん、今のポイントでどうなりましたか」
また、セルフジャッジがテーマの週などもうけ、サーバーがポイントをコールしてゲームを進行させるようにさせますが、
これを苦手とする生徒さんが結構いる。
1対0、2対0ではなく、15-0、30-0と言うテニス独特の数え方だからだと思います。
初中級以下の、試合に、あまり出ない人に多い傾向と言えるかもしれません。
「15-0!」
と相手がポイントを取ったのにコールしてしまい、相手もそれが間違いだと気が付かない。
「15-0」と「0-15」の違いの大きさに気が付かず、そのままゲームが進行していまう。
「15-0」
「30-0」
「15-30」(・・?
「15-40」
「ゲーム!」
「あれ、おかしくない?、最初勝ってたのこっちだよね」
ペアの方が気付きましたが、途中でポイントが入れ替わってしまう、なんて事もザラです。
ポイントを瞬間に間違えた四人とも気が付かないから事が大きくなる。
また、偶数ポイントでアドサイドから始めてしまったり、またその逆奇数ポイントなのにデュースサイドから始めてしまったりしていまうと言うこともありますが、
それは全体のポイントに影響しないので、良いかもしれませんが。
と、テニススクールで生徒さんがポイントを数えられない話をしましたが、
私は個人としては、テニスを楽しむ、楽しめるなら別に良いと思っています。
セルフジャッジかテーマの週などは、逆にちゃんと出来ないことがレッスンの盛り上がりに繋がる。
人( ̄ω ̄;)モウシワケナイ。
しかし、これから試合に出る、となるとそうは行かなくなります。
「私たち、今度市民大会に出るんですよ!」
私のクラスの女性二人が、初めてスクール外の試合にチャレンジすることになったのですが、これが全然ポイントが数えられない(-_-;)。
「15-0」
「30-0」
「0-40」(?_?)アレアレ
自分がポイント取ったのに、
「0-15」ガクッ
「今度試合に出るのに大丈夫?」
私でなく同じクラスの生徒さん。
さすがに私だけでなく、在籍する生徒さんからも心配する声が…………。
そこで、ある生徒さんが、
「これ、使いなよ。振動止めのところにつけるんだよ、いいかい!、ポイントが入る度に変えるの忘れないようにね」
「へー、こんなの有るんだ」
「テニスポイントカウンターと言うんですよ」
と、これを使ってゲームしたらカウントを間違えなくなった(*_*)。
しかも、ゲームが終了して新しいゲームに入るときにゲームカウントがわかるようになっている。