前回、少しだけこの話をしましたが、この辺は強調して話をしたい。
ガットの話は、私のブログで随分してきましたが、ラケットと同じくらい、あるいはラケットよりも重要かもしれないからです。
「ガットとプレースタイルはリンクする」
ある程度のテニス歴があれば、どんな形でテニスをするか決まってきます。
(もちろん、、後に変化することもあります)
年齢性別も含む話かもしれません。
テニスコーチはそれを見て、ガットをオススメしていく。
これは、多分どこのテニススクールでも同じだと思います。
「私にはどんなガットが良いですか」
「◯◯さんのテニスならこれがいいですよ」
もちろん、全部のテニスコーチがガットに明るい訳ではないので、誰か専門のコーチがいて、その人がいろいろススメて来るハズです。
そしてガットを張り替える。
これはテニスコーチの強みだと思います。
プレースタイルからガットを判断出来る。
スピン、スライスを多用される方は、
↓
ゲージの細いポリガット、スピンガット
回転をかけずにフラット系のショットが多い方、
↓
モノフィラメントのナイロンガット、男性なら太め、女性なら細め、
フォームが綺麗で、毎ショットしっかりボールをヒットする方
↓
ポリガット、男性なら太め、女性なら細め、
それ以外でも、肘が痛い、手首が痛いと言う方もいらっしゃいます。
↓
ナイロンのマルチフィラメント、
ただ、一緒にテニスされる仲間にハードヒットする人がいないにも関わらず、肘、手首が痛いと言う方は、ナイロンのモノフィラメントのアリです。
当たった瞬間に飛んで行ってしまうので腕全体に負担が少ないからです。
私は、ショップを引き継いだらこういったアドバイスをしたい、と前回のブログで書いたところ、
ガットの張り替えの際に、言われた事がない、と言うコメントを頂きました。
これも良くある話で、むしろ普通そうかもしれません。
「45ポンドで、ミクロスーパーて張ってください」
「わかりました、ありがとうございます」
終了🔚。
実は、これで中々怪我が治らなかった、と言う生徒さんも多いのです。
ショップのストリンガーには色々な人がいます。
① 私のようにテニスコーチのストリンガー。
② テニスは楽しむ程度にやるストリンガー。
③ テニスの経験があまりないストリンガー。
私は、現在の勤務先の仕事の営業で量販店、ガット張りのショップを何件も回りましたが、大概がテニスは楽しむ程度か全くやらないストリンガーでした。
全くやらないストリンガーは、大手量販店に多かった印象があります。
私が引き継ぐのは、テニスコーチがストリンガーの店です。
私が回っていた中では、唯一のテニスコーチの店でした。
恐らく、色々提案しながらガット選びと張りしていたハズなので、私がしないわけにはいきません。
しかし私にも弱点があります。
バトミントンのお客さんもいるので、その知識も必要になるハズです。
実は私にはバトミントンの経験が多少かり、練習して試合にも出た事もあったのですが、もうかなり昔の話。
現店主はテニスコーチではありますが、バトミントンは経験がないそうなので、その辺で差をつけないとバトミントンのお客さんに認められないと思い、再開を検討中ですが、その余裕があるか微妙なところですね。