今、開催されているウィンブルドンは芝のコートで、芝生のテニスコートでテニスをやられたら経験がある方は少ないと思いますが、



たまたま先週、プレーしたことの無いサーフェスがテニスコーチ同士で話題となり、出た話が今回のテーマです。



皆さん、マテフレックスのテニスコートはご存じですか?、



また知っていてもテニスされた経験はありますか?。




プラスチックのような感覚ですが、厳密にはゴムだそうです。


私の地元の都営コートは、昔はこのサーフェスでしたし、マテフレックスのテニススクールでレッスンした経験もあります。


上の写真を見ると、穴がたくさんあり、雨が降っても水溜まりができないように見えますね。


結論から言うと、ボールの弾み方にかなりクセがありかなり、プレーしずらかった(/。\)。


速いボールだと、ボールが滑るようにバウンドして、スライスを打った訳ではないのにスライスのような変化をしました。


なので使うボールを上手く選択しないと、テニスがとてもやりづらくなる。


また、先程水溜まりが出来ないと話しましたが、確かに水溜まりは出来ませんが、ほんの少し濡れただけで物凄く滑るのです💫🏂️💨。


マテフレックスがあった当時は、他にはハードコート、クレーコートだったので、自分がテニスする際に嫌ならばこのサーフェスを選ばなければよかったのですが、


このコートのテニススクールでレッスンしていた時は、本当に厄介でした。


私がこのスクールで勤務した当時は、既にオムニコートが普及しきって、それが当たり前状態だったので、初めてレッスンした時は、ビックリする事の連続でしたね。


① 生徒さんとのラリーでスライスが使えない。

普通に打ってもスライスのようになってしまうので、本気でスライス打ちようものならバウンドしないで転がっているような感覚。


なので、ちょっとしたスライス回転でも生徒さんが返せないので、ラリーではよほどの場合でない限りスライスは使いませんでした。


② クロスラリー禁止のテニスコートがあった。

そこのテニススクールは3面あったのですが、横の壁が近いコートがあり、そこでクロスラリーをした際に、ボールがスライドして行き、


それを追いかけた生徒さんが壁に当たってしまった、と言うことがあったらしいのです。


見た感じでは、


(こんなに離れていて、本当に当たったの?)


と思うくらい離れていたので、忘れてそのコートでクロスラリーしたことがあったのですが、直ぐ様注意されました。


③ ほんの少しの雨でも中止

レッスンしていて、雲行きが怪しくなり、ポタッと来たかなと思ったら即中止。


その時点で1時間たっていればレッスン成立ですし、経っていなければ振替となる。


これが徹底していて、オムニだったらぜんぜん問題にならない、下手をするとハードでも大丈夫と思われるくらいの雨でも中止ヾ(--;)。


最初の頃は、何で~、と思いましたが、本当にほんの少し濡れただけで滑るのです。


なので、生徒さんも心得ていて、


「ハイハイ、これじゃダメだね」


と即中止決定にアッサリ納得。


④ なので、生徒さんは振替溜まり過ぎ状態。

「半年、毎日来ても大丈夫なくらい振替たまっている」


と言う生徒さんががたくさんいました。


この辺は、アウトドアテニススクールあるあるな話だと思います。


また、ここのテニススクールの話ではありませんが、所々黒い穴を見つける事もありました。


テニスコートでタバコを吸う、悪い輩かいたようですが、まさか当人もこんな穴が空くとは思わなかったのではないでしょうか。


それにしても話は最初に戻って、一度は芝のコートでテニスしてみたいです。
(^-^)v