テニスの話を月に3回はすると決めていたのに、危なく別な話をするところでした(-_-;)。
危ない、危ない(-。-;)。
今月は、もう終わりになりますからね。
今回は、フットワークの話です。
とかくテニススクールに通う人は、ラケットワークについて教えて欲しい、と言う要求が強い。
「フォアハンドは、バックハンドはどう振るのか」
しかし、テニスは良く足ニスと言われていますが、本当にその通りだと思っています。
ですので、私は初心者クラスからフットワークの重要性を説いて、早い習得に尽力しています。
「どんなに完璧なスイングが出来ても、ボールのところに行って振らないと意味がありません」
「1センチでも1ミリでも、ボールを打ちやすいポジションに入りましょう」
でも生徒さんに言われるのは、
「フットワークは、早く動かければならないんでしょ」
「ランニングをしたり、ダッシュしたり、たくさんトレーニングしないと良くならないんじゃないか」
そりゃ、プロになろうと思ったらトレーニングしなければなりませんが、週に数回テニスを楽しむには、そこまでしなくて良いでしょう。
フットワークの良い人を見ると、動くのが速いと言うのもありますが、
年配の方で動きが良いのは、判断が早いと言える。
少し前に
「ボールからの情報を見極めよう」
と言うブログを書きましたが、飛んでいるボールを見て、
右なのか左なのか、前なのか後ろなのか、の判断が早く、ボールの打ちやすいポジションに余裕を持って入っている。
また、人によって右、左、前、後ろに動くのに苦手な方向があったりもするのです。
長くテニスをされている方は自覚している方もいるのではないでしょうか。
フットワークを、良くするのはまずここから。
ラケットワークなら、何が苦手かすぐ分かり、その改善に取り組まれる方を良く見ますが、フットワークは自覚が無い方が多い。
自分が動くのに得意な方向、苦手な方向を知ることです。
生徒さんを見ていると、色々なパターがあり、一概には言えないのですが、利き腕側に動くのはスムースで、利き腕と反対側に動くのは苦手、と言うのは多い気がします。
ちなみに私はこのパターンです。
次は走って移動することだけでなく、サイドステップで移動する事も大切です。