前回のブログの続きになります。



私の勤務先の業務の中に、生徒さんにご自分が住んでいる、または勤務先がある、学校がある、市町村の市民大会大会の情報を掲示してにチャレンジしてもらう、と言うのがあるのですが、



各市町村の市民大会の規模が、最近ドンドン小さくなってしまう傾向がみらるのが、私がもっとも懸念している事なのです。



もちろん全部の市町村の大会が縮小していると言う訳ではありませんが、



スクールの近隣の市、私の実家がありかつて私が参加していた市と、今現在住んでいる市の市民大会を見る限り、現状維持しているのがひとつだけで、



あとは規模が縮小していて、拡大していると見えるところは一つもありませんでした。



かつては、男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルス、男子女子シングルス、壮年のダブルス、シングルス、など多岐に渡ってあったのが、




参加人数が満たずに中止、あるいは最初から開催されない、と言うケースが見られる。



特に、レベル別にAクラス、Bクラスなどでクラス分けして行っていたのが、下のBクラスが廃止になるのが良く見られます。



毎年好成績を上げるとAクラスにランクアップする、たとへば決勝、あるいはベスト4に残ればAクラス昇級となるため、




新たな参加者がいないとBクラスが縮小していき、最悪消滅してしまうのです。




また、壮年クラスも多いのが50才以上、55才以上などに設定されていて、



本来なら、このカテゴリーはテニス人口が多い筈が、


かつて、その市で強かった方が一般クラスから移って来て、強豪揃いのクラスになってしまう、と言うのも良く見られます。



市民大会は、かつてはテニススクールに通われら生徒さんの腕試し的な存在で、しかも安い金額で近所のテニスコートで参加できるテニスの試合として、私も良く進めていたのですが、



初め参加したら散々な目に遭う、または開催されない、と言うこともジバシバ。



また、いつも市民大会に出ている常連さんも、



「毎回、同じメンツばかりで新鮮味がない」



と言う話も良く聞きます。



テニスコーチとしては、生徒さんが上手くなったら是非とも市民大会にチャレンジしてもらってテニスの、モチベーション上げてもらい、



さらにテニスにのめり込んでもらい、他の試合にもチャレンジしてもらう。



受講クラスを増やしたりして、より一層テニススクールに通ってもらう、と言うことを目論んでいるのですが、



その最も身近な市民大会が縮小して、出づらくなってしまうのは頭が痛いのです。



やはり、初心者と言わないまでも、初めて試合にでる人用のBクラスが無くなるのはとても痛い。



これも、テニス人口が減った影響と言うよりも、テニスをされる方の平均年が上がった事が影響しているように感じます。



前回のブログて話した通り、現在の主流は50才代、次が40代。



かつては良く試合にでていた方がおっしゃっていたのですが、



「試合は、時として殺伐としてしまう。私は楽しくテニスがやりたい」



「もう年なので、楽しむ事を優先したい」



ですので、最近市民大会で見られる傾向の一つに、年齢分けを40才からのクラスとか、70才以上のクラスが出来たとこもありました。



私自身が、最初は市民大会からチャレンジし始めて、ちょっと遠出して試合に出るようになり、遠征してまで試合をした経験から、




部活を経験していないなら、いきなり遠くに行って試合するよりも、近くの市民大会を足掛かりにするのが一番良いと思っています。



ですので、市民大会が縮小していくのは残念。



今、考えているのはテニススクールから積極的に市民大会にチャレンジしてもらい、無くなったカテゴリーの復活をさせる事です。



新たに初めてチャレンジできるBクラスカテゴリーがあれば、テニススクールとは関係ない人も参加してくる可能性がありますが、



最初から無ければどうしようも出来ない。



難しい事ですが、今の職場にいる限りこの試みは継続していくつもりです。



現実は、なかなかチャレンジしてくれないんですが頑張りますo(`^´*)。