ジョン・マッケンローのテクニックについては、今までもブログで書いてきました。
独特のサーブ、薄いグリップのフォアハンド、バックハンド。
しかし、マッケンローと言えば、天才と言われたボレーのタッチ、ネット際でのボールへの反応、ボールを見ながらネットに詰めるスピード。
今のテニス界では、ボレーで魅了するプレーヤーはいなくなりました、いや、
マッケンロー以外でボレーで魅了するプレーヤーはいないかもせれません。
私はマッケンローの全盛期を見てきましたが、ドロップボレーの感覚は、他に類を見ない。
「ウィニングアグリー」の著者、ブラッド・ギルバートがこの本の中に、
「バッシングが決まったー、と思ったら信じられないようなドロップボレーで反してくる」
特にバックのドロップボレーは、一級品!。
真似しても誰も出来ないものだと思います。
至近距離から、打ってくる相手のストロークに対する反応も凄かった。
ボレーの場合、面を動かさない、と言うことを守れば、反応できる。
それをまさに、実践していた。
このように、踏み込む足を自由に変えられたり、
こんな体制に見えても、コースをコントロールして、またドロップボレーを放ったり、
今でも、YouTubeにはマッケンローの過去の試合の動画や、引退後のチャンピオンズツアーの試合はたくさんあります。
チャンピオンズツアーと言えば、
これは、1997年に有明で開催されたNTTデータチャンピオンズテニスのVHSビデオですが、試合のオフィシャルをしていたのが、当時勤務していたテニススクールで、
仕事として、三日間そこにいたのですが、間近でマッケンローのドロップボレーが見れたのは感動ものでしたね。
ちなみに、ボルグやコナーズも見ることが出来ました。
この時の話も別な機会にしようかな。
さて、話はかわりますが、マッケンローの昔のYouTubeを見て気付いたことがありました。
マッケンローのサーブと言えば、独特なクローズドスタンスですが、
デビューしたての頃は、普通にサーブしていたんですねぇ。
マッケンローについては、引退して久しくなりますが、いまだにその知名度は落ちていないように感じます。
私のブログにも、これからも登場するでしょう!、