今回は、テニスコーチになるための採用面接の話をしたいと思います。



私は合計で10回以上、テニススクールの採用試験を受けています。



まずは、アルバイト、業務委託から。



試験内容は、最初に面接を行い、その後実技テストです。



面接時は、テニスが出来る格好ならなんでもよく、面接時に聞かれるのは、私の場合は既にテニスコーチとして職業がスタートしていたので、



コーチ歴は何年か、どこのスクールで教えていたか、担当できるクラスなどの確認です。



履歴書に、今までで経由してきたスクールと、現在勤務しているスクールを通常は書くので、面接している人が、過去に勤務していたスクールに興味があれば、それも聞かれます。



たぶんこれから、テニスコーチをスタートしたい、と言う人とは違うと思います。



社員希望の面接は、シッカリとスーツにネクタイで面接です。



ですから面接に行くときは、スーツにネクタイの格好でラケットバックを担いで行く事になります。



もし、皆さんが電車でこう言う人を見かけたら、これからテニスコーチの社員面接に行くんだな、と思ってください。



実技試験は、アルバイト、業務委託、社員、すべて同じだと思います。




もちろん、スクールによって違いますが、私が受けたパターンで多かったのが、フォアバックにボール出しされ、それをひたすら打つ。




テニスコーチとして見栄えの良いフォームをしているかチェックされ、その後、ボレー、サーブ。




または、そこのスクールのコーチと直接ヒッティングする。



ショートラリー、クロスラリー、ボレーストローク、など一通りやってサーブを打つ。



軽くポイント練習をやった事もありました。



そして、その後はボール出しのチェックです。



これはいろいろなシチュエーションを言われ、



たとへば、生徒さんがベースラインに2列、打って戻ってを繰り返す、ワイパーと言われる一番基本的なボール出しから、



べースラインに三人が均等に立っていて、そこにボールを送る三点出し、



アプローチショットから、ボレースマッシュ、



などなどチェックされます。



中には、フラフープみたいな物を面接官が持って、そこをボール出しで何球が通してくれ、と言うものもありました。



結果は、基本的にその場で言われます。



不採用になったこともありましたが、大体は採用になりました。



最初フリーのなりたての頃は、採用になった瞬間に喜んでいましたが、



慣れてくると、採用される事は当たり前になり、



「採用ありがとうこざいます。しかし、仕事するこどうかは、レッスンフィーを教えていただいてから決めさせてください」



実際は、さほど良くないレッスンフィーでも仕事を引き受けましたが、他に良いところがないかは、更に仕事を探しましたね。



さて、先ほどスーツにネクタイでラケバ持っていれば、社員コーチの面接に行く人だ、と言う話をしましたが、



既に社員コーチで、営業職や管理職の人は何かとスーツを着る機会があり、しかもレッスンもやらなくてはいけないケースもあって、



スーツ姿で、ラケットとアタッシュケースを持っていたりします。



前の会社の社長さんは、すぐレッスン出来るようにウォームアップスーツにジャケットを着て、アタッシュケース、ラケットを、持っている、と言う何とも奇妙な格好をしていました。




傍目にみると、この人何する人なんだろう?、






さて、ブログ初めて2年、テニスコーチの禁断の話をしてきましたが、



次回は、テニススクールの禁断の話を、していきまししょう。