私は病理検査の結果、腺様嚢胞がんと診断されました。
がんと診断される前から気づいていたことは、体重の減少です。
毎年6月に通常の健康診断を受診しており、体重については何年かそれほど変動がなく過ごしていました。ちなみに私は標準体型です。
昨年7月にてんかん発作を起こし、意識不明になって、髄膜腫が判明し、9月に髄膜腫摘出手術を受けていることは、過去に記載したとおりです。
9月の入院前に、体重を測定することになりました。
麻酔の使用量は体重によって変わるので、必須になります。
この時点で、6月の健康診断時点での体重に比べ、4キロくらい減っていました。
その時には、7月に突然倒れ、てんかん発作を起こして身体に負担もかかり、また髄膜腫も発症していたのが原因ではないか?と思っていました。
髄膜腫摘出手術後は、口が開けにくい状態が続き、食事が摂りにくかったこと、また脳の手術は身体への負担が大きかったためと考え、体重が増えないのも仕方がないと考え、それほど気にしてはいませんでした。
その後一定期間を経て、口の開けにくい状態も解消、食事も通常通りできるようになりました。
日常生活にも問題がないので、体重はたまに計っていたものの、気に留めずにいました。
今年に入り、耳下腺腫瘍と診断され、摘出手術を受けることになったので、再度病院で、体重測定をしたところ、更に2-3キロくらい減っています。
食事の量は全く変わっていませんので、体重が減少する理由は特に思い当たりませんでした。
そして、現在に至っています。去年の健康診断の体重から7キロ近く減っています。
主人も、「痩せたな。」と思ってはいたそうですが、二度の手術で身体に負担がかかったためと考えていたようです。
がんと体重減少
がんになると一般的に体重減少が見られるとのことです。
がんと診断された時点で、約半数の方に体重減少が見られ、治療が進むと8割以上の方が体重が減少するとのこと。
がんにかかると体重が減る理由
原因の一つは、食事は一定量採れているものの、がん細胞がエネルギーを得ようとして、患者さんの栄養の利用を妨げて、その結果、体のエネルギーを消耗し、筋肉が落ちてくること。
治療中に体重が減少する理由としては、抗がん剤治療の副作用 (吐き気や食欲不振、味覚障害など)によって食事量が減ることがあげられます。
体重が減ると、抗がん剤の副作用が悪化し、口内炎などが酷くなることもあるそうです。
また、食道、胃、大腸にがんができたり、がんが大きくなり腸管が圧迫されると、食事が摂れなくなります。
更にがんが進行して強い痛みが続いたり、がんと告知された精神的ショックによりうつ状態になると食事が摂れなくなることがあります。
がん治療においても、治療の継続は難しくなりますし、薬の副作用も強く出て、予後は悪化します。
抗がん剤の副作用で、吐き気が出る、食欲がなくなる、痛みがあるといった自覚症状が出ることは、一般的にもよく知られています。
しかし、5%くらいの体重減少では、それほど筋力の低下はないため、日常生活でも困らず、訴える患者さんは少ないそうです。
体重が減ると、筋力が落ちて、歩く、立ち上がるといった日常生活の動作がしにくくなり、いずれは介護が必要な状況になっていきます。
体重が減っていくことが、治療の効果が出づらい、予後の悪化につながるということから、がんに罹った場合、体重、筋肉量を減らさないようにすることが大切だそうです。
私の場合、がんが原因で体重が減少したのかどうかは不明です。
ですが、がんと診断された時点で体重は例年より減少しています。
特に思い当たる原因がないのに、短期間で体重が減った場合は、健康状態をチェックすることをお勧めいたします。
参考サイト
https://www.cancernet.jp/seikatsu/eiyou/