病気の話題とは少し異なりますが、前の家から引っ越した理由の一つが複数の騒音問題でした。

私はもともと耳は良い方で、主人が聞き取れないような音でも聞こえることがありますし、聞き取れます。

通常聴覚は年齢とともに衰えますので、以前と同じというわけではないとは思いますが、
今の家に越してきても、音には敏感に反応することがあります。

生活に支障があるほどではありませんが、その方によっては音が原因で、外出すら苦痛になる方もいらっしゃるようです。

こうした症状を「聴覚過敏」というそうです。


聴覚過敏の代表的な症状

  • 人が気にならないような音に反応する
  • 何でもない音が大きく響き不快に感じることがある
  • 人の多い場所にいると疲れたり体調不良を起こしたりする
  • 人の話し声が気になって、集中できないことがある
  • 冷蔵庫やエアコン、秒針など家電の音が気になる
  • 大きな音を聞くと不安を感じたりパニックになったりする
  • 大きな音でなくても耳を塞ぎたくなることがある
  • 特定の音が気になり頭痛やめまいを起こすことがある
  • 子供や赤ちゃんなどの声や甲高い声を苦手である
  • 食器が触れる音や、機械が発する高い音が苦手である


それ以外にも、特定の音が苦手という場合もあるようです。

一般的に聴覚過敏の方が苦手な音として、以下のようなものがあるとのことです。

  • 子どもの声
  • 赤ちゃんの泣き声
  • 駅や街中での人ごみの声
  • 人が継続的にする咳の音
  • 体育館のような広く多くの人が集まる場所での声
  • BGMの音や館内放送
  • 救急車のサイレン
  • スーパーでカートがきしむ音
  • エスカレーターが動く音
  • 掃除機やドライヤーの音
  • 水洗トイレの流れる音
  • 食器が触れ合う音
  • ドアの開け閉めやノックの音
  • キーボードをたたく音
  • 時計の秒針の音
  • ボールペンをカチカチとノックさせる音


普通の方にとってはは何でもない音が、聴覚過敏の人にとっては辛い音だということです。

聴覚過敏の症状や程度は人によっても、大きく異なります。

また、気になる音もその方によって違います。

他の人にとっては「何でもない音」、それほど気にならない音なので、理解されずにストレスになる方も少なくありません。

聴覚過敏の原因としては、内耳性の難聴、顔面神経麻痺、てんかん・偏頭痛、ストレス、うつなどがあげられています。

生活に支障があり、治療が必要な場合は、原因によって治療法、受診する科が変わります。
耳鼻咽喉科、神経内科、心療内科などになります。

もし、聴覚過敏が深刻な状況な場合は、自己判断せず、受診をお勧めいたします。

 

参考サイト 聴覚過敏

 

 

 


私の場合、治療が必要なほど酷い状態ではありませんが、複数の苦手な音があります。


治療が必要なほど酷くない場合は、日々の生活をできるだけストレスを少なくするようにします。

不快な音が気になる場合は、極力その音を避けるようにして、その場を離れる、他の音を聞くようにするなどです。

無理な場合は耳栓、ノイズキャンセリングイヤホンをつけるなどで対処します。


聴覚過敏は見た目ではわかりませんし、理解されにくいのが現状です。

音に対する感覚の違いから、「なんで我慢できないの?」「それくらいたいした音ではないよ。」「聞き流せばいいでしょ?」などと言われることもあります。

しかし、当人にとって、不快な音は大問題です。
その音のせいで生活に支障が出ている方もいます。

聴覚過敏は耳や脳、心の問題であるため、「気の持ち方」や「慣れ」などで解決できるものではありません。

私自身、前の家では複数の騒音に悩まされ、騒音の原因になっている場所に何度も申し入れをしたこともありましたが、解決はできませんでした。

結局、騒音対策としてノイズキャンセリングイヤホン、イヤーマフ、耳栓、消音対策としてノイズキャンセリングミュージック、滝、川など水の音などを常に流していました。

それがかなり長期間続いていたのですが、私は左側の脳の髄膜腫摘出手術、続いて右耳下の腺様嚢胞癌の摘出手術を受けることになりました。
どちらも聴覚器官に近いのは偶然なのでしょうか?

騒音と病気の因果関係は不明ですが、聴覚過敏の傾向がある私にとっては、良い環境とは言えなかったとは思います。

引越し後の今の家も集合住宅なので、集合住宅にありがちな多少の騒音は避けられません。

ですが、前の家に比べれば、対策も立てやすいですし、長時間続くことはあまりありません。

今気になっているが、主人のテレビの視聴です。

もちろん前の家でもテレビは見てはいたのですが、今の家のように長く視聴はしていませんでした。

一つの例ですが、某スポーツ中継を主人はよく見ています。

私もその競技自体は嫌いではありませんが、盛況になってきたときの応援、大声援は苦手です。
すべてのケースではないのですが、私にとっては騒音にしか聞こえません。

以前はそれほど視聴していなかったので、良かったのですが、今はその競技のテレビ中継があるとよく見ていますし、夕食時間になることが多いので、来シーズン以降は対策を立てることを考えています。

主人にしてみれば、大した音ではないし、何でそんなに気になるのかという様子です。
あまり言うと不機嫌になるので、理解してもらうのは難しいようです。

それ以外も音については、衝突の原因になったことが何度かありますので、聴覚過敏の傾向がある私の基準は、主人の基準とは違うという認識で、対処するしかありません。

私の場合、治療が必要なほど酷い聴覚過敏ではありませんが、苦手な音が聞こえると何らかの対処をするのは今も同じです。

こうした病気とは言えない悩みは、自分なりに対処方法を考えるしかありません。