4月3日に2回目のPET-CT検査を受けました。

今回のPET-CT検査は癌の転移を確認する目的で受けます。

昨年12月、耳鼻咽喉科の主治医の先生にお会いしたときに、「癌は治療後2年以内に転移、再発のリスクが高いので、この段階でPET-CT検査で転移の有無を確認します。」
ということで、2回目のPET-CT検査を受けることになりました。


PET-CT検査とは?


PET-CT検査(陽電子放出断層撮影・コンピュータ断層撮影)は、「細胞の活動状態」を捉えるPET検査と、「体の断面構造」を捉えるCT検査を同時に行う検査です。
一度の撮影で、全身のがんの有無や場所、活動を高い精度で診断できます。

PET-CT検査の仕組みと特徴
がん細胞が正常細胞に比べてブドウ糖を大量に消費する性質を利用しています。

F-FDG(フルオロデオキシグルコース) という薬剤(ブドウ糖に似た物質に、微量の放射性物質(フッ素18:F-18)を結合させたもの)を静脈注射して、撮影を行います。

薬剤が集まった場所(がん細胞の活動)をPETで捉え、その正確な位置をCTで重ね合わせて画像化します。

PET-CT検査の特徴


全身を一度に検査: 頭部から足の付け根まで一度に調べられ、予期せぬ転移の発見に有用です。
活動度の判定: 病巣が現在どれくらい活発か(良性か悪性か)を判断する手がかりになります。
治療効果の確認: 手術や抗がん剤治療の効果を判定する際にも使われます。 

PET-CT検査前の注意事項

活動する筋肉に薬剤が集まるため、前日から運動制限(激しい運動は避ける)があります。静かに過ごし、検査の精度が落ちるのを避けるようにします。

大声、長時間の会話も避けるようにします。
検査6時間前からの絶食(飴・ガムも不可)が必須です。
 

水やお茶(緑茶、麦茶、烏龍茶)飲用できますが、アルコール、糖分・カロリーを含む飲み物は禁止です。シュガーレス、ノンカロリーの表示があっても不可です。

糖尿病の薬(内服・インスリン)は、血糖値に影響するため、事前に医師に相談します。
検査当日は使用禁止になる場合もあるようです。
その他の薬は服薬可能です。


検査当日は事前に血液検査もあるため、血液検査に間に合うよう、家を出て病院に向かいました。

前日は、静かに過ごさなければいけないため、通常の掃除、家事のみを行いました。
当日の朝は、朝食が採れませんので、水、お茶だけを飲みます。

病院で受付を済ませ、血液検査を受けるため検査室に行きました。
朝は血液検査を受ける方が多く、混んでいます。
受付票の順番に従い、検査を受けました。

その後は、PET-CT検査を受けるため放射線科に行きます。

検査室の窓口で、検査予約票、受診票を提出します。
受付終了後、受付の方から、PET-CT用の問診票を渡され、記入します。

問診票は、事前にPET-CT検査の注意事項として伝えられていることの確認です。

前日の過ごし方、飲食、内服している薬、アルコール綿のアレルギーなどについて、はい か いいえで◯をつけます。

受付の方に問診票を提出すると、「予約時間になりましたら、着替えていただきますので少々お待ちください。」と言われました。

少し待っていますと「Kさん、時間になりましたのでロッカー室で着替えてください。」と言われて、検査着に着替え、荷物はロッカーに入れます。

検査に必要な問診票のみを持って検査室に入ると、身長と体重を測ります。

続いて看護師さんから問診票の確認があり、続いて血糖値を測ります。
血糖値が一定以上の数値になると、検査を受けられません。

数値がOKになると、検査薬であるF-FDGを静脈に注入するため、看護師さんが注射器を腕にセットします。

セットできると、F-FDGが静脈から注入されます。薬液の量は少量のため、1分ほどで体内に入りました。

薬を全身に行き渡らせるため、約1時間安静にしますので、待機室に案内されます。
待機室に入る前に、検査について技師さんから説明があります。
この時点でペットボトルに入った水を渡されます。

技師さん「全部飲んで頂く必要はありませんが、水を飲むと薬液が体内に回りやすくなります。できましたら、早めに半分くらいは飲んでください。

待機時間の終わる頃に大量に飲むと、検査中にトイレに行きたくなる方がいらっしゃしますので、その点は注意なさってください。

また、時間はこちらで管理していますので、待機時間が終了しましたらお声をかけます。」とのことでした。

待機室はリクライニングシートがあり、ゆったり過ごせます。
朝食を食べていませんので、ペットボトルの水を飲んで、寛いでいました。
テレビは視聴可とのことです。

前回もそうだったのですが、1時間は長いと思っていましたが、静かにゆっくりできますので、意外に時間が経つのは早かったです。

時間になり、検査技師さんから声がかかりました。
撮影を行う前に、トイレに行って排尿を行います。

技師さんに検査室に案内されました。

 

PETカメラによる撮影

撮影を行うため、PETカメラの下に設置された検査台に横になりました。

両腕を伸ばして、身体に沿わせるようにしますが、撮影中は腕が動かないように、両腕を薄いカバーに入れ、固定されます。
また、腹部にもカバーを巻いて固定します。

撮影中、寒くないように大きなタオルを掛けてくださいます。

頭は動きやすいので、額の部分をバンドのようなもので軽く巻いて固定されます。

身体が動いてしまうと、その時点での映像が撮れなくなるため、動きやすい部分を軽く抑えるとのことでした。

とにかく撮影中は動かないよう、注意してくださいとのことです。
目を開けると視線の動く方向に頭が動くのを避けるため、目は閉じてくださいとのことです。
撮影中は、呼吸については深呼吸ではなく、通常呼吸を続けてくださいとのことでした。これも確実に撮影するためだそうです。

撮影が始まり、機械が動く音がしています。撮影時間は30分と聞いていましたが、それほど長くは感じません。

撮影が無事終了し、検査技師さんから声がかかり、検査台の上に起き上がり、技師さんに挨拶をするときに「PET-CT検査を受ける方はたくさんいらっしゃるのですか?」とお聞きしましたところ、「大勢ではありませんが、コンスタントにはいらっしゃいます。」とのことでした。
 

地域の大きな病院なので、がん患者さん、癌の疑いのある方も一定数いらっしゃるということでしょう。

後は着替えを済ませて、会計を行って、病院を後にしました。
PET-CT検査の結果は2週間後の受診時にわかります。

 

PET-CT検査について