放射線治療20回目

 

7月8日です。

今日も朝から暑いですね。

今日は放射線治療20回目となります。

いつも通り家を出て、病院に向かい、放射線治療科で受付を済ませます。

今日も、時間通りに着替えて、治療室に案内されました。

回数を重ねていますので、治療自体はいつも通りに進み、時間もかかりません。

治療終了後、看護師さんから声をかけられました。

「Kさん、放射線治療4週目が終わりましたが、右耳付近の痛みはありませんか?」と尋ねられました。

私「はい、耳鼻咽喉科の先生から痛み止めと軟膏を出していただいていますので、それで対処しています。」

看護師さん「そうですか。軟膏を既に使い始めているのですね。それでしたら、そのまま使って保護するようにしてください。」

軟膏を使っているとピリピリ感が減りますので、楽になります。

着替えて、会計を済ませて、病院を後にしました。
今日は道路の照り返しもすごいですね。

口の中はとても乾きやすくなっていますので、家の中ではうがいをして、水分補給をするようにしています。

今日も夕食は少なめにしています。
今では、この量でも食べるのが精一杯というところです。
少しでも食べられるよう、今後何か工夫をしたいとは思っています。

洗髪すると相変わらず髪の毛が大量に抜けます。
髪を乾かした後の床にも、大量の髪の毛が落ちています。
仕方がないのですが、あまりいい気分はしませんね。



放射線治療科受診 放射線治療21回目

7月9日です。

今日は放射線治療科の主治医の先生の診察後、放射線治療になります。

放射線治療科の受付後、着替えを済ませて、先生の診察になります。

今日は診察日と治療が重なっていますので、待合室がやや混んでいます。

名前を呼ばれましたので、診察室に入ります。

先生「今日で21回目の放射線治療になりますね。体調はいかがですか? 痛みなどはどうでしょうか?」

私「耳鼻咽喉科の先生から、痛み止めを増量していただき、軟膏も出していただきました。ので、併用することでチリチリした感じが減って楽になっています。

髪の毛は相変わらず抜け続けています。口の中が乾きやすく、頻繁にうがいをして、水分補給もしています。」

先生「それでは、右耳付近の皮膚の状態を確認します。
放射線照射範囲の髪の毛が抜けていますね。今の時期で、照射範囲の髪の毛がほとんど抜ける方もいらっしゃいますが、Kさんはまだそれほど抜けてはいませんね。

右耳付近の状態もやや赤みはありますが、さほど酷くなってはいませんので、痛み止めと軟膏、保湿剤で保護を続けてください。」

私「髪の毛は今後も抜けるということですね?」

先生「照射範囲の髪の毛はどうしても抜け続けますが、他の範囲に影響が及ぶことはありません。

口の中が乾くのは、唾液腺にも放射線が当たる関係で、どうしても唾液が出づらくなっています。頻繁なうがいとその都度の水分補給をなさってください。」

私「食事は食べられますが、食材が食べやすいものに偏ってきています。どうしてもパサパサしたもの、やや硬めのものは食べづらいですね。

お豆腐、卵、麺類などは食べやすいです。
偏ってしまっても、食べられものを食べたほうがいいですよね?」

先生「はい、バランスを取ることより、偏っていても、まず食べることを優先してください。

ご飯も、おかゆ、雑炊、お茶漬けなど、水分があったほうが食べやすくなります。
麺類も同様です。

例えば、お魚も焼き魚より、煮魚のほうが水分を含んでいるので、食べやすくなりますね。」

私「はい、それでは食べやすいものを選んで食べるようにいたします。」

先生「それで結構です。それではまた来週いらしてください。」

先生の診察終了後、いつも通りに放射線治療を受けました。

治療は順調に済んで、着替えを済ませて、会計後、病院を後にしました。

夕食は量を少なめにして、食べやすいものを選んで少しづつ食べています。

その後は日課になっている右耳付近をタオルで冷やします。
食べながら、細いスカーフを巻いてタオルで冷やすことも試しましたが、やはり食べにくくなりますので、これは止めました。