脳神経外科の先生の診察後、耳鼻咽喉科の主治医の先生の診察です。

順番が来て、診察室に入り、手術時にお世話になったお礼を申し上げた後、傷跡の診察です。

「腫れもありませんし、きれいに治ってきていますね。」

病理検査の結果


「病理検査の結果が出ていますので、お伝えします。検査の結果は悪性で、腺様嚢胞がんと診断されました。」

残念ですが、こちらは悪性で、がんという診断になりました。

今回、腫瘍そのものは摘出したのですが、現在の身体の状態を調べるためPET-CT検査を受けることになりました。

この検査を受けることで、現在の身体の状態をより正確に診断できるそうです。

そして、PET-CT検査結果と今回の病理検査結果をもとに、今後の治療方針を決定しますと先生はおっしゃいました。

腺様嚢胞がんは投薬による治療は現状確立されていないので、放射線治療が必要になるケースもあるそうです。


放射線治療はどうしても副作用が出ることがあるとのことでした。

PET-CT検査を5月17日に受けることになり、5月24日が主治医の先生の受診日と決まりました。

耳下腺腫瘍摘出手術前の細胞診検査結果が、5段階中の3という結果だったので、もしかしたら良性ではないかもしれないという予感もありました。

現在、日本人が生涯でがんに罹患する確率は2人に1人と言われています。
ですが、実際に腺様嚢胞がんと診断されると、何とも言えない複雑な気持ちになりました。

現在、何の症状もないのですが、今後どうなるのかはわかりませんし、何らかの対応、治療が必要になる可能性が出てきました。

いずれにしても、検査を受けてから治療方針決定になります。
今は体調を整えて、しっかり検査を受けることを考えるしかありません。