2月14日になりました。

昨日13日に、1月31日に受けた腫瘤の超音波ガイド下穿刺吸引細胞診・組織診の検査結果が出ました。

主治医の先生の説明では、細胞診の5段階評価での結果は3でした。

1は良性、5は悪性ということで、現段階で悪性とは言えないものの、将来悪性になる危険性もあり、リンパ節などに転移する可能性もあるとのことです。

実際には腫瘍を摘出後、病理診断で最終結果が出るとのことで、この点は髄膜腫と同じですね。

残念ながら、薬で小さくしたり直すことはできないので、摘出したほうが良いというのが先生の診断です。

正式な病名は、右耳下腺腫瘍です。


先生から摘出手術の丁寧な説明がありました。

手術は全身麻酔で行われ、右耳の前からあごにかけてS字切開になります。
私の場合、腫瘍は1cm程度なのですが、耳下腺付近は顔面神経が走行していて、顔面神経を傷つけないよう保存するため、実際には15cm程度切開するそうです。

手術後は、体内の血液、体液を排出するためにドレーンという管が付くとのこと。

平均的な手術時間は2時間程度で、全身麻酔の時間も含めると3時間位の予定とのことでした。

手術の後遺症として、顔面神経麻痺が起こる可能性があるとのことですが、通常は一過性で、次第に治まっていくそうです。

入院期間は、手術前日に入院、翌日手術で1週間程度になり、回復が早い場合はもう少し早く退院できるとのことでした。

今回の手術は全身麻酔にはなりますが、ICUには入らず、手術後は病室に直接戻るとのお話です。

正直に申し上げますと、昨年9月に髄膜腫の手術を受けて、半年も経過しないうちにまた別の病気で手術が必要になるとは思ってもみませんでした。

ですが、腫瘍をこのままにしておいて治るわけではありませんし、悪性になる場合もあるので、手術をお願いすることにいたしました。

手術日程もかなり混んでいて、最短でも3月末以降とのことでしたので、4月9日入院、4月10日手術で予定を入れていただきました。


次回受診する3月12日には、術前検査と造影CTを受けるようになります。

頭部画像自体は脳神経外科のデータもあるのですが、今回は手術の部位が異なるため、改めて造影CT検査を受診することになりました。

前回の造影CT検査で湿疹が出ていることを先生にお伝えしたところ、「それでは、検査前に薬を飲んでいただきます。薬を処方しますので外来で受け取ってください。」と言ってくださいました。

実は4月10日は、脳神経外科の手術後のMRI検査が入っていたのですが、同じ病院内なので、耳鼻咽喉科から脳神経外科に連絡を入れていただき、改めて予約を取り直すことになりました。

こうした点は、受診する科が異なっていても、データの共有ができますので、連絡も取っていただけますし、話が早く、私も助かりました。

二度目の手術となり、大変な点はあるのですが、同じ病院での入院・手術なので、状況がわかりやすいのは安心材料です。

現段階では、髄膜腫については何の問題もありません。順調に回復していると思います。
手術後の左側頭部のヘルメットを被ったような感じもほぼなくなり、直接触ると傷跡がわかる程度です。

左側の口が開けにくかった症状もすっかり消えて、元通りになりました。
それと同時に、現在腫瘍のある右側の耳の横の違和感に気づいたのです。

今後は手術に備え、健康管理をしっかり行うことを心がけたいと思っています。