造影剤を使用するCT検査

CT検査では、造影剤を使用する場合としない場合があります。
私も両方の検査を受けました。

CT検査は2種類あります。

単純CT検査は、造影剤を使用しません。

造影CT検査は、造影剤を静脈から注射し、体内の血管、臓器、病変などの多くの情報を得ることができます。

CT検査で使用する造影剤は一般に「ヨード造影剤」と呼ばれるものです。通常、静脈から注入し撮影を行います。

造影剤を用いることにより臓器や血管にコントラストがつきます。
より明瞭に描出されることにより正確な診断が可能となります。


造影剤による副作用

造影剤注入後一時的に体が熱く感じることが、ありますがすぐに消失しますので心配することはありません。

造影剤は、極めて安全な薬で身体に影響を与えずに尿として排泄されますが、稀に副作用を起こすことがあります。


造影剤の副作用

造影剤注入後、直後に出るものから2-3日してから出てくることもあるそうです。

軽い副作用は、吐き気、嘔吐、皮膚のかゆみ、発疹、じんましんなど
重い副作用は、呼吸困難・ショック・意識障害・血圧低下など

いずれにしても検査中、検査後に何か異変を感じた場合は、すぐに検査技師に知らせて、対応を依頼する必要があります。

私の場合、造影CT検査を受けて、病院から帰宅後、脚に発疹が出ました。

検査直後でなくても、副作用が出る場合がありますので、その場合も検査を受けた病院に連絡し、状況を知らせて下さい。

 

症状が軽かったので、その時点で病院に連絡せず、後日受けたMRI検査時に看護師さんに指摘されました。


大丈夫と思っても、病院に連絡を入れる必要がありますね。

 

 


参考サイト