今日、5~6年前に文通をしていた方(60代・女性)と久しぶりにお電話で
話しました。
昨年にお母様を亡くされ、お手紙を送っていたので、そのお礼のお電話でした。
知人経由で、お彼岸の、天界が開いて天使が降りて来た日に、イルカに
そっくりなおばあちゃんは、天使とともに上がって行ったと聞きました。
笑うとイルカが口をあけてゴハンをねだるような可愛い笑顔だった
おばあちゃん。。。
宇宙人アミの世界で言うと、愛の度数が1000くらいはあっただろうと思われる
温かい存在のおばあちゃん
眠るように、上がられたそうです。
電話口で、その方はこんなことをおっしゃっていました。
「親が亡くなってこんなことを言うのもなんなんだけど・・・
本当にね、満たされたというか、達成感というか、清々しい気持ちなんよ。
こんな風に言っていいのかどうか分からないけど、もう十分
やり残したことはない、と思えるんよ。
だからとても幸せ。。。」
亡くなった旦那様に臓器を提供した私の友達も、旦那さんの葬儀のあと
同じことを言っていました。
生前、いつも「いつどうなるんだろう?」という不安があったことが
一緒に過ごす時間を濃厚なものにしつつも、いつも緊張感があったようです。
「出来ることは全てやり尽くした」
二人の言葉は、私の魂の奥の何かをクリックしてくれました。
---この地球に、体験しに来ている---
それは、なんとなく気付いています。
いろんな感情を味わうため、いろんな体験をするため、
私は人間に生まれて来て、過去にできなかったことをして
納得したい。
上記の二人は、きっとそれを味わい尽くせたんだろうと思えます。
「寂しさは、今はないんよ。
それ以上に、いい思い出ばかりが甦るし
何より、
あれ以上に出来ることはなかったという達成感が
本当に心地いい」
そう言って清々しく笑う声の後に
おばあちゃんのイルカのような笑顔が
見えた気がしました。
私の人生。
私が「こう生きたい!」と決めて来たこの人生。。。
味わい尽くせているのかな?
私の力を発揮し尽くせているのかな?
人生をまっとうする時、「やりきったなあ!」と思いながら行けるとしたら
私は何を終えた後なんだろう。。。
「何を」というわけでもなく
ただ日々を
淡々と過ごすことで納得できるような
そんな生き方を日々積み重ねていきたい
嬉しくなくても笑える
悲しくなくても涙できる
日々を大切に過ごそう