【編】パペットもどきとひざかけ進捗 | ぼちゃ工房

ぼちゃ工房

広島→茨城に移住したゆるいオタク主婦のハンドメイドとつくばの街歩き記録



出産前、昨年の春頃に編んだもの。
編み物を再開してリハビリがてらに何か実用的?なものを、と思い、100均でアクリル毛糸を買ってアクリルたわしを作る予定でした。

が、ネット上の無料編み図(ピエロさんだったかな?)に、パペットタイプのものを見つけたことで何かのスイッチが入ったのか、たわしにするなんて勿体無い!と思い、いずれ生まれてくる子供の遊び道具としてそのままパペット人形にしてしまおうと色々いじったらこうなりました。

肝心のアクリルたわしは余った毛糸で地味に活躍しています(;´д`)ゞ


ちなみに彼ら?には名前もついていて、

かえるのスティーブン
ブタのシャウエッセン
クマのスターリン
文鳥のスーザン(オネエという設定…)

Sで始まり「ン」で終わるルールで名付けたらこうなった。
ちなみに夫からリクエストされている次のパペットはパンダの諸葛パン、だそうだ。孔明の罠だ!
(言って見たかっただけ)

なお息子の反応は今のところ上々で、ご機嫌が悪くなって来た時にパペットであやすと喜びます。
いつまで彼らで喜んでくれるんだろうか、そんなことを思いながら今日はずっと掃除をしてましたとさ。

祖母へのひざ掛けもモチーフが3割がた編めましたが、まだ半分以上もあるのね…



1枚あたり20分で編めるようになってきたのでそろそろスピードあげないと帰省に間に合わない気がしてきました。
時間があれば輪にして編み始めるタイプのモチーフにしたかったけど、きっと祖母はシンプルな方が似合いそうだ。

可愛らしいお婆ちゃん、というよりはザ・農村部のコテコテ田舎ばーさまだから…

唐突に祖母の話を。

物心ついたときから祖母の印象は苛烈な人で、父の実母とはいえ正直親しみも何も持てず、最低限の付き合いしかしてきませんでした。
母も辛くあたられて嫌な思いをしていたのを間近で見ていたこと、
典型的な田舎の農村部のババ様ゆえに、考え方も違うし、ずっと慕うことなく終わるのだろうと思っていました。

ですが、大人になり自分が結婚した時に、祖母の隠していた本音を知る機会があって、少し考えが変わり、それからは帰省の度に顔を出すようにしています。

昨年息子が生まれた時も、細い腕でひ孫を嬉しそうに抱っこして、良かったねえ良かったねえ、わたしはもう充分幸せを貰ったよと何度も言っていた祖母。

きっと祖母は人への気持ちを外に出すのが苦手だったのかもしれません。

子供の頃辛く当たられたり、嫌な思いは沢山してきたけれども、祖母への嫌悪感は今ではほとんどありません。

年齢や状況を考えると、このひざ掛けのプレゼントが私が出来る最初で最後の…になってしまうかもしれない、でも出来れば息子が「ひいばあちゃん」と拙くも喋られるようになるまでは元気でいて欲しいです。