病気の猫の捕獲例 7/12 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

天の采配が及ぶ条件ははてなマーク

 

天の采配、ブランの保護に至る際にも経験しました。ですから、今回も私欲を捨てて、病気の猫の事だけを考えて行動しました。

そうしたら、協力してくれるボランティアさんが現れ、それに励まされながら、困難な状況の中、親子が別々になり、母猫に知られる事なく、保護に成功したのです。

このブログの”迷子猫捜し”のシリーズを全て読んだ方なら、ブラン保護のいきさつと似ていると感じて頂けるのではないでしょうか。

今回の捕獲劇は、点数で言えば100点点満点です。これ以上の結果はありません。

もちろん、私だけの力で全て出来るはずはなく、ボランティアのDさんには心から感謝しています。自己満足の餌やりさんが多い中、こんなに猫の将来も含めて、自ら行動するボランティアさんは、正直多くはありません。Dがさんが現れなかったら、今回の捕獲自体に踏み切れなかったかも知れません。

天の采配を感じる事は、歴史上に沢山あります。真実の歴史から学ぶのは、とても重要だと思います。

話はそれますが、歴史の一ページ”神風”を顧みようと思います。侵略しに来た蒙古軍に、なぜか、たまたま神風が吹いてくれて、勝手に全滅してくれた…みたいなイメージはないでしょうか?実際の歴史は違うようです。

現代、日本に侵略されたという歴史を捏造している、お隣の国の連合軍(モンゴルと属国の高麗)が元軍です。その軍が「日本を侵略するために」押し寄せ、何の罪もない島の住人を大量に虐殺。子供を連れ去り、大人は船に両手を広げさせ、手のひらに釘を打ち付けるという虐殺をしました。実は日本はそういった殺戮の被害国だったのです。

それに怒った鎌倉武士が国を守るために集結し、新型兵器を投入され、多大な人的被害を受けながらも、戦って持ちこたえる。そこにたまたま強風が何日も吹いたことで、蒙古軍が殲滅した。

それが2度あったことが、事実として認知されるようになりました。

学校で学んだ事と違いませんか?そう、何もしないのに、たまたま神風が吹いて、ラッキーな事に敵が退散したのではありません。

歴史教科書は、偏向した事が多く記載されていますので、親御さんはご注意下さいね。

            猫しっぽ猫からだ猫あたま

若い頃の私は私欲ばかりでした。あれが欲しい、たくさん欲しい、お金も欲しい、高級品も手に入れたい。それが、働く原動力の一つでした。ある程度歳を取り、考え方も変わりました。

いろいろとやってきて、変わるきっかけになった本があります。「運命の貴族になるために」という、実録だと思いますが、アメリカの通称マスターと呼ばれる成功者の事を知り、必死に彼を捜し、成功する法則を学んで、自分も成功者になったという話です。著者ははっきり分かりません。

もう一冊が、「木を植えた男」または「木を植えた人」という絵本です。フィクションらしいですが、その絵本を知って感動したら、家内(当時は彼女)がプレゼントしてくれました。一人の男が誰の助けも得ず、一生をかけて木を植え続ける。2度の大戦をものともせず…。そして、いつの間にか大きな森となる。あとは、立ち読みでも良いので読んでみてください。

影響があったもう一つが、天皇の血を引く、竹田恒泰氏が、DHCテレビの「虎ノ門ニュース」で話していた、神社参拝の作法です。”保護までの数日間に起きた不思議な事”でも書きました。

神社「神社にお参りするのは、私欲を満たすためではない」と知りました。

それまでは、〇〇に合格しますようにとか、△△が上手く行きますようにとか、私欲・自己達成の願い事をしていました。それは間違いだと知ってのです。興味のある方は、検索してみてください。まだ、その動画が残っていると思います。

ですから、今回も私欲を捨て、100%以上の努力や苦労もして、気が付いたら、「あの猫をどうやったら救えるか」と考える毎日でした。協力して頂いたDさんも、同じ気持ちだったでしょう。

今思い出せば、捕獲する10日前にある所に旅行に行き、歩いていると神社がありました。

私は、どこかに行って神社があると、一か所は参拝に伺います。そして、竹田氏の言う正式な作法に則り、参拝をしたのでした。賽銭箱にはチャリンとは入れません。

捕獲した後に、「そういえば、あの時、神社にお参りしたっけ」と思い出しました。

大切なのは、”何かを叶えたいから、お願いのためにお参りする」のではないそうで、これが極めて重要です。”

そこを間違えると、たぶん何事もご利益はないでしょう。

何かを始めると、「二言目には面倒くさい、すぐ飽きててしまう、大した障害もないのにやめてしまう、文句ばかり言う、一生懸命やっている事をバカにする」では、天は協力はしてくれないでしょう。

人間だって、会社に入って来た後輩がこんな様子だったら、どうでしょうか。私の近くにもいます。

このブログは、”迷子猫捜し”の参考のために始めました。でも、それを追求していくと、実は精神的な物も重要だということが、今回の捕獲を通しても、改めて分かりました。

そして、私たちの先人たちの教訓を、何度も思い出す機会になりました。

小さい頃に「お天道様に恥じない生き方をしなさい」、「お天道様が見ているよ」と厳しく教えられました。

「何かを達成するには、必ず障害がある。その目的が大きければ、それに応じて抵抗が大きくなる」と”運命の~”には、こういう一節がありました。迷子猫捜しは、間違いなく”大きくて困難な”目標です。

それなのに、迷子猫捜しのお手伝いをしていると、正直、「この人、この程度の努力で見つかると思っているのかな?」と思う事が殆どです。

でも、親しい人ではないし、どこまでやるかは飼い主が決める事なので、私は口に出しません。ただ、その行動を見て判断はします。

私欲を捨て、そうアップすれば、きっと「天の采配」または、「急に何かが好転する」経験が出来ると思うのです。

あくまで「天の采配」を得たいから、頑張るのではありません。それをあてにして動くのは、お門違いなので、見透かされてしまうでしょう。

今回、保護・治療したナミはその後、注射一本で完治した訳ではありません。