捜すのに必要なもの | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

捜索に何を使ったか

 

当ブログでは、猫を“探す”ではなく、”捜す”という言葉を使っています。捜すとは、無くなったもの、失った物を取り戻すという意味があります。特定の自分の物を捜すのです。

それには、ハード面の装備が不可欠です。ただ、やみくもにうろつき回って、名前を呼べば出てくるはてなマークもし、そう甘く考えているなら、猫の気持ちを全く分かっていない。それでは、ほぼ見つからないでしょう。

猫捜しに必要な物、それを紹介します。
 

Aセット:ペット探偵グッズも参考にして常時携帯したもの

・チラシは常時携帯、バックからすぐ出せるように

・住宅地図のコピーとクリップバインダー

・数色のマーカー、ボールペン

・餌数種類(カリカリ、ちゅーる、猫缶、マタタビ等)

・餌の皿

・LEDライト

・直電用専用携帯電話


Bセット:いつでも持ち出せるよう、準備しておいたもの
・洗濯ネット(もちろん、猫を入れやすい円筒形タイプ)

・プラスチック製キャリーケース(布製は破れる可能性あり)

・赤外線センサーカメラ・確認用パソコン・USBコード

・捕獲器と上掛け用の布

注意点:

逃げた猫はとても不安で神経質になっていて、飼い主と共にいた状況とは全く違います。捜索に協力していると捕獲グッズを持たずに手ぶらで来る飼い主ばかりで、正直呆れます。ブー

一例は、”地域猫を引き渡して数日後、ベランダを開けっ放しにしたら、2階から飛んで逃げてしまった”そうです。

この3つのキーワードビックリマーク飼い始めてすぐ、ベランダの窓、開けっ放し、玄関と同じ位の脱走対策重点区域です!!

その飼い主さんの実例ダウンです。

譲渡に関わったボランティア数人が、夜中まで、または日の出前から猫捜しを手伝っていて、飼い主さんが手ぶらでいるので、「網に入れないと逃げますよ」と飼い主にアドバイスしたら、「大丈夫ですよ」と返されました。

逃げた猫の知識がないから、家にいた時の懐いた状態のままだと思ったのでしょうね。

そして、警戒心があまりない猫だったので奇跡的に出てきましたが、”飼い主が素手で捕まえようとして暴れ”、逃がしてしまいました。

せっかくの少ないチャンスを無駄にしてしまったのです。その飼い主さんの友人は猫じゃらしを持って捜索していました。爆  笑

翌日に餌やりで慣れていたボランティアさんが、時間をかけて上手く誘導して、捕獲器を使って保護出来ました。とても慣れているボランティアでさえ、捕獲器を使っているのですビックリマーク

「捕獲器!?大掛かりな」と思うでしょうか。なぜなら、捕獲に失敗したら多分、二度とチャンスがないのを知っているからです!!

私たちの装備品は、状況にもよりますが、上記のもの。どちらが捕獲する確率が高いと思いますか?

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