引っ越しが決まった。心配は猫のこと。 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

私の知らないうちに外に出してしまった

 

2匹の猫を引き取って、1年弱。兄弟猫のうち1匹が死んでしまった。

原因ははっきり分からませんが、急に弱ってケージで隔離し、病院に連れて行ったものの、息を引き取ったのです。

残ったのは白猫のブラン(仮)。自然が豊かで車も余り通らないし、周りが農家だから地域猫にもやさしい。猫にとって夢のような場所から、住宅街に引っ越すことに…

家猫を試し、ダメなら敷地内の半外猫として飼うことになりました。

毎日、私は仕事帰りに引っ越しの荷物を運び、家内は先に新居に移り、引っ越ししながらの新しい生活が始まったのです。

後に知り合った家猫修行専門のボランティア仲間が言うには、「外しか知らない猫はまだいい。一番厄介なのは、外も家の中も知っている猫」だそう。つまり、両方のいい所を知ってしまっているので、「どちらも都合良く行ったり来たりしたい」のでしょう。

まさしくブランはそういう飼い方をした猫でした。これを知っていれば、もっと強く「絶対に外に出すな!!ムキーと言っていた筈。まぁ、連日のハンストと鳴き通しで、精神的に大変だったのは分かりますが…。

新居にブランを連れて行くと、急な環境の変化に戸惑い、押し入れの奥に引きこもって餌も食べなくなってしまいました。

案の定「外に出せ~」と昼夜鳴き止まず、家内は睡眠不足に…、

そして、抗議行動に耐えられずハーネスを付けて外に出した。

そうして、もう一度。今度は私の知らない状況でハーネスを外して出してしまったのです。

万が一のためにと、塀をトリカルネットで延長しておいたのですが、隙間に ピョンと飛び乗り、塀の向こうに…ガーン

隣の家のガレージのセンサーライトが点灯したので、行動が分かったのはそこまで。

苦闘の3か月の始まりでした。

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