必ず地図を用意しよう‼(最重要) | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

どのエリアで捜すのか、連動してやる事 

 

エリアが決まったら、大まかにチラシの数を出す。役所か町内会に聞いても世帯数が分かるかもしれないが、私たちは「この位やって、まだこれだけ残っているなら、あと何千枚位」と何度も大雑把に追加発注しました。

途中でチラシの背景が同じ色だと、屋外に貼った場合に「いつもの風景」で目立たないと思い、背景の色を変えたりと工夫もしました。

絶対必要なのが、住宅地図。これは極めて重要。でも、殆どの飼い主はやりません。だから、見つかる確率も低いのです。”

ここまで書いても住宅地図を用意しない人は、ほぼ見つからないでしょう。仕方ないですね、見つからないのではなく、自ら見つからない選択をしているのですからビックリマーク

まず、逃がした場所を中心に、半径500m,と1kmに円を描く。

住宅一軒一軒が出ている地図を常時持ち歩く。常時ですよ、常時。

携帯電話で全てを済まそうなんてしないで下さい!地図がなかったら、そのエリアの状況を把握出来ませんよ。

そして、ペット探偵よろしく書き入れる。いつ目撃情報が来るか分からないのだから。すぐ取り出して情報を書き入れられるようメモにする。本当に見つけたいなら、当たり前の事です。

逃がして数週間ならば、ほぼ半径500mに隠れているのが定説になっているようです。その範囲をチラシを配りながら、様々な情報を記入メモしていく。

もう一度書きますが、これをちゃんとやるかどうかが、大きな分岐点となるのです。

書き込む情報

・当たり前ですが、チラシを配ったブロックのお宅(7/10は黄色のマーカーというふうに区別すると、後で整理しやすい)

目印になる表札の名前、特徴のあるランドマーク、会社など。

ぐるぐる回っていると、自分がどこに投函したのか分からなくなります。同時に土地勘を養います。

・他の猫の目撃情報と日時

例えば(サバ白 赤い首輪 7/10 15:30 オス 左耳カットあり カギしっぽ)等と猫を特定して、縄張りを把握する。日時があれば、行動時間帯がわかる。ライバル猫がいれば、たぶんそこには近寄りずらいでしょう。

・犬を飼っている家 こちらも犬がいる近くには現れにくいから。

・猫除けグッズ これがあるのは、その辺りに猫がいて、嫌がっている家.。新しい物なら最近板という証拠。

・餌やりさん・外猫飼い猫 外に餌の皿のようなものがあれば、私たちはピンポンしてチラシを渡して説明しました。協力者になり得ます。

・空き家や猫の通り道のような狭い所等 逆に、猫嫌いやトラブルになりそうな家

・猫好きの家 玄関や家にステッカーや絵、キャットタワーが見えたりします。その家の人が外にいたら、声掛けして聞いてみたりしました。

・チラシを貼ってもらった店、貼った電柱等の場所を書く 後で回収したり、剥がしに行くときに役立ちます。それでも保護して半年後に気が付いた、剥がし忘れの電柱がありました。

店舗はのべで、ざっと30前後、電柱は20本は貼ったと思います。書いておかないと分からなくなります。

・その他気になったこと 砂場や土があれば、足跡がないか、猫のおしっこの臭い、喧嘩の声等など

これだけの情報を全て正確に覚えられる天才なら必要ないでしょう。

もう一度書きます。これは面倒くさくても、絶対必要な作業です。知り合いの元祖ペット探偵の重鎮の方でも、きっちりやられているのです。

プロのペット探偵の重鎮の方がそれほど重要視しているのに、初めて迷子猫を探す人がそれより手を抜いて見つかると思いますか。

考えてみて下さい。