猫の脱走防止柵をDIYで作った 1/7 解説編 その1 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

その防止柵、好評につき

 

どんなに懐いた猫でも、猫は常に脱走を狙っていますビックリマーク

このブログの中でも好評なのが、脱走防止柵。そのシリーズの中でも一番人気があるのが、玄関の脱走防止扉です。

原因のトップが玄関のドアとベランダなどの窓。

いづれも、開けた時にスッと出てしまう、少し開けておいた隙に逃げてしまった、子供の友達がいきなり開けたら、驚いて飛び出した。

全て、飼い主の気の緩みが原因ですビックリマーク

猫が脱走するのではない、飼い主が脱走させているのですビックリマークビックリマーク

また、「譲渡したばかりの猫を猫を逃がしてしまった」と連絡がありました。ホント、嫌になります。譲渡の際には口酸っぱく注意しています。

自ら捜さずに逃げた猫を保護出来る確率は、自分で戻って来たのも含めて、1割はないと思います。

悔やむ位なら、最初からやるべきことをやって下さいビックリマーク

毎月のように大変な苦労をして譲渡会などを経て、やっと里親に繋げて,お渡ししてから2週間以内の脱走がほぼ9割位だと思います。

つまり、最初は団体に言われたから注意を守っているものの、1週間もすると「慣れて来たから大丈夫」となり、玄関をいきなり開ける、窓を開けたまま洗濯物を干すという事を何度か繰り返しているはずです。

猫はそれを見ていて、屋外に興味を持つ。「前も大丈夫だったから…」と気を緩めた飼い主が、隙を見せた瞬間に脱走させてしまう。

車の免許を取った当初は慣れていないから注意するが、一年も経ったら慣れて来て気が緩み、事故を起こす確率が高くなるのと同じだと思います。

このところでは、ざっと16~18匹に1匹位の割合で里親が猫を逃がしています。つまり、しょっちゅうある事件です。自覚して下さい!!

猫を飼っている知人がいたら、この危険性を是非伝えて下さい。

前置きが長くなりましたが、少しでも脱走猫を減らすために、作り方の解説をします。

                   猫しっぽ猫からだ猫あたま

ディアウォールには左右非対称のR(レギュラー)とS(シンプル)があります。Rタイプを使う場合は、柱と壁の隙間が狭くなる方を使いましょう。隙間が大きいと、前足を突っ込んで怪我をする可能性もあります。

                      

まず図面が必要です。柵を設置する場所の幅・高さ・形状を描き、扉を開ける方向で障害物はないか、利便性も考慮します。縦の柱、横の柱を何本にするか、それによって棚受け(L字補強材)の個数も変わります。私は仮設の予定だったので、L金具を使いましたが、ディアウォールの棚受けは見た目がおしゃれです。図面を基に材料と道具を揃えます。

必要な道具はダウン

ノコギリ・金尺・メジャー・水平器・木ネジ(大・小)・ドライバー等

最大幅で扉が付くように柱を立てます。柱は強度上、2×4必須です。

曲がりが少ない2×4材を選びます。天井と床の寸法-45mmで切ります。水平器を使って垂直に取り付けます。

 

ディアウォールの床と天井に一番近い部分に横に2×4材を渡します。柱を立ててから測って下さいね、机上の寸法とは違う筈です。

水平器を使って位置を出し、棚受けを付け、ネジ止めします。これで、大きな長方形が出来上がります。

                    

素人が作るには、各寸法は原寸合わせで行います。

猫を飼うなら”完全な脱走防止対策の100%の普及”が必要です。

もちろん、ハード面だけではなく、家族の意識の共有。ハードと家族の意識は両輪ですビックリマーク

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