猫の脱走防止柵をDIYで作った 1/7 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

100均、ラティスフェンス、すのこ、いずれも不合格です

どんなに懐いた猫でも、猫は常に脱走を狙っていますビックリマーク

このブログを始めたきっかけは、迷子猫が余りにも多く、その捜す手伝いをしても、毎回、飼い主に同じアドバイスすると、とても手間がかかるので”本当に保護したいのなら、このブログに私たちの経験の全てを書いてあるので、参考にして捜して下さい”というのが目的です。ですから、”迷子猫捜し”シリーズの所も読んで欲しいのです。

そもそも、”逃がさなければ、大変な思いをして捜さなくて済む”訳です。余りに多い迷子猫の原因は、「ウチの子は逃げたりしない、今まで大丈夫だったから」という、猫の本性を甘く見ている飼い主です。

私の家内もそうでした。猫を飼っている年数は関係ありません。

今回の脱走劇は自分で外に出したのが原因ですが、間違ってでも二度と外に出ないように脱出防止柵を設置しようと、ネット検索。

既製品には様々なタイプがあるにはありますが、自宅の玄関は幅が広く、特注になるのが分かったのです。それなりに金額も張ります。

とにかく、やっと保護した愛猫のために、1日でも早く完璧な柵が欲しいので、とりあえず連休の最後の1日を使って、脱出防止扉を作ることにしました。グッド!

私は里親さんに猫をお渡しする際に、ハッキリ言います。「100均を使った脱走防止柵はやめて下さい」と。安物買いの猫失いになるかも知れないからです。

自作の扉の目標は、ホームセンターで手に入るもので、実用的に完璧な(強度、隙間等)であること。もちろん、出入りも出来なければいけません。

翌日、構想を練っているとまず、柱を立てなる必要があります。すると家内が「それならディアウォールを使えば」という。調べると、床や天井に傷を付けず、つっぱり棒のようになるのだそう。そんな便利なものがあると知り、さっそく採用。

大まかな図面を書いて、必要な物を書き出して数時間で構想をまとめ、ホームセンターへ。

早く・安く・完璧にというわけで、たまたま家にあったプラスチック製のネット(トリカルネット)を使うことにしました。これで、床から天井まで1cmの隙間もなく防げます。

完成写真がダウンになります。

脱出防止柵を作る場合、安く済まそうと\100均のネットを使う人がいるが、やめた方が賢明です。ワイヤーネット一枚より、窓が小さければ良いのですが、そうでないと連結しなければなりませんね。見栄えも悪くなりますが、連結部の強度が確保できない可能性もあります。多くの人が、手軽で安い結束バンドで固定します。でも、そんな”強度を考えない自作”の柵を壊して2匹の仔猫が逃げました。一匹は車に轢かれて死んでしまい、もう一匹は未だに見つかりません。

また、耐候性がない結束バンドを使うと、そのうちに紫外線で劣化して切れる事があるんです。そのような特性を理解して対策していればいいのでしょうが、私は不安を全て取り除きたかったのです。

DIYで柵と天井に隙間があるものをよく見かけますが、猫をなめてはいけません!縦の棒だけで爪が引っかかりがなければ良いのですが、爪がかかれば、上まで登ってしまうからです。

高さは縦の棒だけタイプでも180cmは必要です。犬用の柵をそのまま使うなんて、ありえない事です。

私が作ったのは網状なので、仔猫を預かった時に、あっという間(2秒ない位)に天井近くまで登ってしまったのです。

なので、ラティスフェンスもやめた方がいいです。上に隙間が出来るし、網の目の板は、ホッチキスのようなもので止まっているだけ。そのうちガタが出て、外れてくるからです。

仔猫の里親トライアル中にDIYの脱出防止柵を壊して、2階から飛んで逃げてしまったという報告を受けました。きっと、強度とかをあまり考えずに作ったのでしょう。

ろくに強度のない脱走防止柵を作って下手に安心するよりも、いっその事、柵が無い方が緊張感があって、逃がさないのではないでしょうか。物事を軽く考える飼い主が、気のゆるみから迷い猫を出し続けているのは、間違いありません。

強度の目安としては、男性がソフトテニスボールを強くぶつけて、ボールが向こう側に行くかどうか。壊れたり、抜けてしまえば、猫が壊すなどして、逃げてしまう危険性があります。

知識と技術がないなら、お金がかかってもプロに頼む。腕に自信があるなら、ある程度の出費でDIYする。どちらか2択だと思います。

DIYの脱走防止扉をアップします。参考になれば幸いです。

          

          

”猫の脱走防止柵をDIYで作った”は、番外編も含め、その1~6まであります。作り方の”解説編その1~2”も書いています。

猫を逃がすと、本当に大変で無事保護出来る確率はかなり低い。

お知り合いに猫を飼っている人がいたら、教えてあげて参考にして頂ければ嬉しいです。きっと、何かの参考になる筈です。

当ブログは猫に関する物が主ですが、余りに報道がおかしいので、安全保障、新型コロナウィルスの疑問等にも触れています。あおるマスコミに疑問を感じた方に読んで頂けたら、考えるきっかけになるかと思います。

新作、新発想の自作のスグレモノですダウン

 

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