●2011年10月5日(検査)
 久々の定期検診だ。いつもは、検査前になると心の中がズ~ンと重くなる。でも、今回は珍しく安定していた。人間ドックを受けた後、(痩せろと言われたが)体調が比較的安定していた。それに今回の検査項目は血液検査とレントゲン。2年前の肺癌手術の直前でさえ正常だった2項目だ。問題が出るはずがないと思っていた。
 自分の中でもう一つの考えが頭をもたげる。何も出ない検査なら、8ヶ月に1回のCT検査で十分ではないだろうか。もちろん、医師に切り出すつもりはないが、仕事も忙しく、時間にゆとりがないのは事実だ。
 相変わらず検査前の食事の可否を忘れた。過去の記録を調べればわかるが、それも面倒なので朝食を抜いた。
 8:40に病院に到着した。当日の朝も30分走ったし、病院までの道も40分ほど歩いた。もう空腹で倒れそうだった。院内のタリーズで何か食べてしまおうかと迷ったほどだ。
 何とか我慢して、血液検査の受付をした。4人待ちだった。看護師さんが平行して採血されるので進みは早い。あっと言う間に呼ばれて針をプスリ。「我慢できないほど痛くないか」と聞かれたので「痛くはないけど怖いです」とお返事差し上げた。場が和んだ。
 針を抜いた後の血の止まりが悪かった。私にしては珍しいことだ。看護師さんは冷静に「血が止まりにくいところだから」と冷静にガーゼの上からテープで止めた。かぶれやすいので30分ほどでテープをはがすように言われた。
 8:50にレントゲン受付をした。8人待ちの表示だった。これは待つなと思ったら、6人抜きでいきなり呼ばれた。 9:00。会計終了。全部で20分は最短記録と思う。タリーズで朝食と思ったが考えた。タリーズはドカ食いするには少しお高い。冷静になり駅前まで歩き、パン屋で調理パンとアイスコーヒーをいただいた。独身時代なら絶対タリーズで食べていたと思う。