作家のピート・ハミルの本は
90年代半ば、20代半ばの頃に
よく読んだ
温かみのある文章が好きだった
ブルックリン生まれで
貧しいアイルランド系の家に生れ
経済的な理由から
高校を中退し、入隊したり
職を転々としながら
ジャーナリストになるきっかけをつかみ
ペンの世界で戦いながら
生きてきた人物
亡くなったニュースを見たときは
ショックだった
日本では、幸福の黄色いハンカチの
原作者として
有名だけど、
私はニューヨーク・スケッチブックが
好きだった
池上線の中で
よく読んだ
青木冨貴子さんの文章も
どこかピート・ハミルの文章と似ている気がしていた
寂しいなぁ
好きな作家が
少しずつ亡くなっていく
最後は病気で苦しんでいたとのことだから
天国では楽に過ごしながら
好きな執筆をしていてほしい