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子どものような純粋な心で神と対話することができるベス。海底油田採掘場で働くヤンと結婚し、幸福な生活を送っていた。だが、ある日、油田の爆発事故でヤンが全身麻痺になり、ヤンはベスに愛人をつくるよう強要し始めるが…。
(amazonより引用）
久しぶりに映画レビューです。
「ダンサー･イン･ザ･ダーク」等で知られるラース･フォン･トリアー監督作品。
この作品も他のトリアー作品同様、鑑賞後の後味の悪さがハンパありません。。。
ネタバレもアレなのであまり詳しくは書きませんが、純粋すぎるが故の不幸をトリアー節たっぷりに描きます。
そしていつものごとく伝統的な宗教観に対する皮肉もたっぷり。。。
トリアー作品を観た事の無い方は手ぶれしまくりのカメラワーク、低予算感たっぷりのこの作品にとっつきにくさを覚えるかもですが、そんな事は気にならないほど物語に引き込まれます。余分なものがない故にすんなりと入り込めてしまうのです。
そんな不思議な魅力を持つトリアー作品、ぜひご覧になってみてください（但し気分はかなり落ちますが・・・）