「ブッシュ・ド・ノエル」はケーキ?本当は「Yule log」という北欧の「大まきの儀式」だった! | 地球にやさしい美容室

地球にやさしい美容室

ヴィーガン25年の自然派美容師の日記。美容室チャームサロンイザワ (ヴィーガン情報サロン:ママキッチン) 日・水定休(ただいま完全予約制のプライベート体制で営業中)相鉄線希望が丘駅より徒歩7分。井沢慶紅

bûche de Noël

ビュッシュ・ド・ノエル (仏: bûche de Noël) はケーキの一種。
ブッシュ・ド・ノエルとも言いますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ビュッシュ・ド・ノエル

これを英語に訳してみると、

こうなります。

Yule log 〔juːl lɔːɡ〕
クリスマス前夜に暖炉でたく大きなまき。それに似せたケーキのこと。

http://en.wikipedia.org/wiki/Yule_log

元々は、北ヨーロッパ地域における、キリスト教化される前の文化。
それを、Germanic paganism と呼ぶようですが・・・

クリスマスツリーThe History of the Yule Logクリスマスツリー

$地球にやさしい美容室


ユール・ログを燃やす習慣は、

元々は、北欧の伝統。

ユールは、スカンジナビアやドイツなど北ヨーロッパの地域で行なわれていた、

冬至祭の名前です。

儀式用に選ばれたツリーを、

お家の中に運んできて、お部屋に合う高さに切られたあと、

切り落とした一番下の太い部分は、

暖炉にくべられました。

清められた手によって、

この、re-lighting process が執り行われ、

まず、前年の残りのまきから順に、

クリスマスの12日間 (Tweleve Days of Christmas) の間、

ゆっくりと燃やされます。

Yule log の残りを一年中家の中に保存しておくと、

火災を免れると信じられていました。





"12 days of Christmas"について

"12 days of Christmas" は、クリスマスの12日目の前夜であるTwelfth nightの為の遊び歌です。






教えてgooではこんな質問が・・・

クリスマスの12日間というのは、いつからいつまでを指しているのでしょうか?

という質問への答え:

キリスト教では、キリストの降誕祭であるクリスマス(Christmas: 12/25)から、公現祭(Epiphany: 翌年の1/6)までを「クリスマスの季節」としています。その日数が丁度「12日」になるわけで、最後の公現祭は俗に「第12日目(The Twelfth Day)」とも呼ばれています。

実はこのキャロルは、絶対主義時代のイギリスの、カトリック教徒のための「暗号」だったと言われています。エリザベス1世により「統一令」が出された1558年から1829年の「カトリック教徒解放令」までの期間、英国ではローマ・カトリック教の信者は、公然と自分たちの信仰を実践することは出来ませんでした。

そこで、イギリスのカトリック教徒たちは、自分たちの信仰を織り込んだ「わらべうた」を創作しました。つまり、一見数え歌のように聞こえ、歌っても捕らえられる心配がないが、裏にはカトリックの信仰が歌い込まれている──そんな歌を創作したのです。それがこの「クリスマスの12日」というキャロルでした。

歌は二重構造になっていて、表向きは他愛もない子供の歌ですが、裏の意味はローマ・カトリック教会への信仰を示す敬虔なものです。歌詞のすべての単語は、カトリック信仰の核をなす概念の暗号(符牒)になっていて、信者たちはこれを歌う時、暗号の裏に秘められたものを思い浮かべ、自分たちの信仰の実践にしました。

(以上教えてgoo より転載)





太陽の光と火を崇拝するスカンジナビアの古人に思いをよせて、

クリスマスの伝統の一部となったこの儀式を思い起こしてみます。



暖炉の火をずっと眺めて・・・・




ひとりお部屋で大画面で、

こんな大まきの儀式を眺めていると、

ほんとうに木の香りがしてきそうです。



今日は、「ブッシュ・ド・ノエル」から、

北欧神話の入り口をちょっとのぞいてみました。





伝統って面白いですね。


単なるロールケーキではない。

人々の「信仰」が現在にも受け継がれていることになるわけですから、

私たちも、そのことを、

子どもたちに伝えていきたいですね。




私たちは、社会制度によって、

健全な社会を作れるなんて思っていませんよね。


こういった「自然への畏敬の念」を、

次世代へと伝えていくために、

日本独自の文化をもう一度、

再発掘していかなくっちゃ・・・・・





クリスマスはお祭りさわぎはもういいかな。

特別な時間を大切なひとと過ごしたい!

一年でもっとも厳かな時。

「創造」のエネルギー、

「ファイヤー」

「生命の輝き」、

「希望」

神聖な炎は一切の災いを清めてくれます。






クリスマス(本当はイエスキリストは冬の生まれではないと言われています)には、

どんなお食事を用意しようかな。





ケーキは?







こんなシンプルなロールケーキ 「Christmas Yule log」、

いいなあ~

$地球にやさしい美容室
Christmas Yule log recipe from Guinness Storehouse executive chef



リフレクソロジスト KEI

ドキドキ音譜ママキッチン