私たちが、心の病になったとき「生きる糧や信頼という光を失い」闇のなかのプッロになっています。 | 地球にやさしい美容室

地球にやさしい美容室

ヴィーガン25年の自然派美容師の日記。美容室チャームサロンイザワ (ヴィーガン情報サロン:ママキッチン) 日・水定休(ただいま完全予約制のプライベート体制で営業中)相鉄線希望が丘駅より徒歩7分。井沢慶紅

$地球にやさしい美容室
http://www.flickr.com/photos/sharkbait/3781210831/


「戦って死ぬ」

それが、兵士プッロに与えられた刑だった。


これ、いま再びみているROME [ローマ] DVD のお話。


ローマ軍第13軍団の百人隊長ヴォレヌスの部下の軍団兵プッロは、

平和を喜べなかったのです。


戦うことしか知らない彼は、

退役軍人となってしまったら、

食べて行く事ができない。


結局、用心棒の職につくが、

彼に与えられた仕事は、

要人を殺すこと。


結局、政治やその裏の世界へ巻き込まれ、

単なる殺人マシンのようになりさがった自分がいやになってしまい、

自ら捉えられてしまう。



彼は、民衆のなかで行なわれた裁判で、有罪になり、

闘技場で剣闘士たちによる公開処刑が行われることになります。



闘技場に一人出された彼には、

希望も信じるものもすべて失われていました。



「早く殺してくれ」と絶望に囚われたままのプッロは、

戦う気力もなく、地面に座り込み 、

うな垂れたまま、剣を手に取ることもできない。



なんて自分は愚かなことをしてしまったんだろう、

なんてざまだと自分自身を哀れんでいる男プッロ。



なんで自分はこんなに落ちぶれてしまったのか・・・・

最後の回想が彼の心によぎります。


心の拠り所だった自分の奴隷を、自由の身にさせ、

愛を打ち明け、求婚しようと思ったら、

愛する女性の恋人が現れ、

喜びと感謝の気持ちを伝える彼に、

怒りを爆発させ、彼を彼女の前で、殺してしまっプッロ。




彼女にののしられ、呪いをかけられてもしょうがない・・・・



結局唯一の心の拠り所を失ってしまう。


そんな彼には、もうこの世に生きている意味がない。


絶望のみ。


最後に与えられたのは、

闘技場での死。


彼女の幸せを神に祈り死へと向かうプッロ。


剣闘士達と戦って死ぬことしか許されないプッロ。


でも、立ち上がる気力も力も失せてしまい、

暗闇のなかに閉じこもる彼。



頑なに剣を取らないプッロに、

剣闘士はこう言います。




「第十三軍団は腰抜けだ」

「ローマで一番のクズ共だ」

ローマ軍団を汚す数々の汚い言葉。


やっと、彼の耳は、その言葉によって、

開いていくのです。



軍人として、

ローマ軍第13軍団の百人隊長ヴォレヌスの部下の軍団兵プッロが、

甦った瞬間です。


彼はずっと「正義」のために、

ローマの平和のために、

戦ってきた。



彼がひとたび立ち上がったら、

誰一人生きていられない。

「第十三軍団万歳!!」

雄叫びをあげながら、

結局、すべての剣闘士達を殺してしまった。


彼も力つきてその場に倒れ込んだときに、

最後の剣闘士が彼を殺しにきた。


それまでプッロを罵倒していた闘技場を囲む民衆は、

彼に心を奪われていく。


「第十三軍団万歳!!」

真の盟友による心の叫びに、

彼を助ける事を禁じられたヴォレヌスの魂は震える。




気がつくと、自らも、

闘技場でその死刑執行人を倒してしまい、

血みどろの姿でプッロの肩を抱き闘技場から出て行くヴォレヌス。



殺人鬼プッロの処刑を見に来たはずの観衆はいつしか皆、

涙を流し、

割れんばかりの拍手と喝采で彼らを迎える。


ローマ市民は彼らの友情を称え、

英雄となってしまう。

市内のあちこちに二人の友情を描いた落書き。






すべてを投げ捨ててサレンダーした末、

勝ち取った勝利。


それが、永遠の「信頼」Faith、

そして「正義」Justice であったのです。





私たちが、心の病になったとき、

それは、「生きる糧を失って、信頼という光を失い」、

闇のなかに一人取り残されてしまったプッロになっています。



不幸が不幸を呼び寄せる世界です。


最終的には自分で自身の命を絶つ事もできずに、

生きながらえている・・・・・




精神的な病は、

光を失った心を蝕んでいきます。



心の痛みは、

肉体の痛みよりさらに深く、

「鈍痛」さえも感じられないのです。



自分の栄光はどこにいってしまったのでしょう。



私たちは、何かを見失ってしまっています。

平和が訪れたからこそ、

しっかり、その「信じる」という、たずなを引き締めないと・・・・



それが、光であり、「自然のルール」という真実を引き寄せる鍵です。



目を覚まさなくちゃ。



自分の中に眠っている「真実」への扉を開けましょう。



リバーシングセッションを受けた方。

いかがでしたか?


自分の真実が少し見え隠れしたかも・・・・

でもまだまだ・・・・



是非今度は、

「大自然のルール」「哲学」を学びましょうよ。



ヴォレヌスとプッロのような、

永遠の友情を、

自分と自分の真実の中で築いていきましょう・・・・・





リフレクソロジスト KEI

ドキドキ音譜ママキッチン