レトロパチンコ 12番地

レトロパチンコ 12番地

【昭和のアーモンド臭】が漂うレトロパチンコを紹介していきます。

ご無沙汰しております。

 

平和工業のマネキキャットを投稿致しました。

皆様、こんばんは^^

 

今回は、西陣の羽根モノ紹介、第2弾!!

 

当時はリノ(小役落ち)、コンチ(100G高確)をメインに稼働していましたが

金銭感覚が狂うのを避ける目的とか、精神的な癒しを求めて閉店1~2時間前には羽根モノを打つことをルーチンとしていました。

 

こいつは面白かったので、店を移動してまで打っていた思い出の機種です。

 

西陣 ナパーム P-2

 

ナパームの姉妹機種で変更点は、15ラウンド中、8~9ラウンド目に玉の待機・貯留を行わないことです。

両機種ともに設置は少なく、西陣の羽根モノではびんびんバラエティーや火の玉ボーイを置くホールが多かったですね。

 

この機種特有の現象として、ラウンドのカウント数が+1表示で進行します。

ですので、ラウンド1進行中→7セグ表記は2となります。

 

持ってるセル板がおんぼろだったのですが、オクで買い替えました^^

 

何が、ナパームなのかは正体不明ですwww

 

正式名称はニューナパーム P-2 です。

何が、新しいのかますます謎が深まるばかりです(爆)

 

・ゲージ評価

 

賞球が7&13ということも有り、始動チャッカー廻りは甘め。

センター役物と【2】始動チャッカーへの渡り釘との間隔も充分に確保されており、玉の寄り付きは良好です。

 

色々と釘が省略されていますが、その辺は仕方ないですね。。。

 

・役物システム

 

まず、上段ステージから下段に落ちるところの可動役物(ピンクの羽根形状)で振り分けが行われます。

この振り分け役物は、羽根の根本を軸にして水平位置から±10°程度の運動を行っており、羽根の先端が上がった状態では中央のOUT穴に玉が吸い込まれてしまいます。

 

上手く外側に玉が向かってこの役物をクリアすると、後方の砲台で玉が回転体に向けて発射されます。

(回転体が玉を拾う位置は概ね6時位置ですが、玉の勢いによっては4時~8時でも拾うことが有ります。)

 

この砲台の発射音が、ゼビウス(ナムコ)のコイン投入のSEそのまんまなので、好きな人にはたまりません(笑)

権利中のサウンドも当時の電子音バリバリな感じで、自分はどハマりしました。

 

・貯留システム

 

権利発生後は、入賞個数6カウントまでは砲台が作動せず、玉が役物内で待機します。

6カウント後はサウンドが変化し、Vゾーンが12時位置に来た時点から砲台の打ち出しが開始されます。

(Vゾーンの2つ手前から玉が埋まっていくので、最低3発は玉の待機が必要です。)

 

6カウント時点で玉が3個待機にならないシーンは割と多いので

回転体の位置関係によるタイムラグの長短は、サウンド変化と相まってエキサイティングです(爆)

 

また、回転体のハズレ穴は貯留を行います。

貯留解除のタイミングはV入賞及び賞球センサー(上段から下段に落ちる位置)検知10個です。

 

また、全15ラウンドの内8~9ラウンドは待機・貯留を行いません。

 

・攻略要素

 

まず、回転体周期に合わせた止め打ちが挙げられますが

これは即出入り禁止とするホールが多いので、有効性は担保されません。

 

と言うか、同じ止め打ちならキングダムを打つのが正解(爆)

 

実際に使用しても店員に容認されたものは

 

①始動チャッカー無効時間の止め打ち

始動チャッカーの電飾が点滅するので目視可能です。

 

②ラウンド間の止め打ち

ラウンド間が比較的長いので、ただやるだけでも効果は有りますが

 

重要なのは、振り分け役物の動きに合わせて、1回目の羽根開放をスルーするか否かです。

いきなり2発拾って、無駄にOUTに吸い込まれるのだけは避けたいですからねwww

 

③貯留解除に合わせた止め打ち

V入賞を逃した状態では大抵の場合、V手前の穴2つは貯留されています。

9発で待っていればV入賞が確定するようなシーンでは、下手に貯留解除させて権利を流すことは回避すべきです。

 

もっと言えば

持ち玉比率を上げる目的で、初期ラウンドでは更に早目で止め打ちを実行した方が得策です。

 

この位はやらないと平常営業で出玉を持ち帰るなんて、とても、とても(爆)

 

・イレギュラー要素

 

砲台の打ち出し失敗

Vゾーンを直撃予定の3発目で打ち出し失敗(ソレノイドで打った玉が戻ってくる)すると、戦況悪化します(爆)

逆に、待機2発のみで打ち出し失敗すると、大変有難いので悪いことばかりじゃないのですが、役物の精度が高いに越したことは無いです。

 

V消滅

賞球10個のタイミングから待機2発など稀な状況でのみ

砲台打ち出しによるタイムラグによって、権利有効時間外と判定される場合があります。

残念ながら、V入賞しても権利は得られません。

 

・留意点

 

寝かせ

振り分け役物で外に玉を振り分けても、寝かせが悪いと手前に落ちることが多くなります。

回転体での玉の収まりも悪くなるので観察すれば分かると思いますが、避けなければいけない最重要項目でした。

 

賞球バランス

7&13の賞球となっている点は(この機種に限らず)注意が必要でした。

確かに賞球が減った分、始動チャッカーは甘く出来るのですが意外に初期投資が嵩むことが多いです。

 

予定終了9000円程度の回収額に対して、初期投資は出来るだけ少なく(等価は別ですが)

専業の方などがALL13、ALL11などの形態に執着する理由はここだと思います。

 

 

最後に

第3弾は有りません、西陣羽根モノは2台だけですwww

 

皆様、こんばんは^^

 

今回は

満を持しての機種紹介♪

メガホールド P-2

 

本家メガホールドはニューモンロー同様に左肩がデジタル始動、【2】入賞部が電チューとなっており、賞球も7&15、貯留解除のタイミングも9個入賞後と、より大量獲得タイプです。

 

P-2のほうはオール13のノーマルゲージ、貯留解除のタイミングも8個入賞後と、やや緩やかなゲーム性です。

 

本家とP-2とでは、専業打ちの比率が異なっており

P-2の方は10台有れば3人は専業、本家では専業はほぼ見掛けないという状況でした。

 

この手の役物では、役物作動後に始動チャッカーの無効時間が存在し、ランプの点滅でそれを示してくれるのですが、その間は積極的に止め打ちを駆使する必要があります。

 

よりオーソドックスなスタイルのほうが、姑息なテクニックを駆使するにも都合が良いという事ですね。

 

ゲージについては

電役部が大振りなことも有り、ゲージが圧迫された印象は否めませんが、それなり及第点といったところです。

むしろ、役物の大きさに合わせてゲージに改良を加えてある点が、西陣らしくて良いとさえ思います。

 

羽根モノ全般に言えることですが

羽根に玉を拾わせるという性質上、動きの重い電飾風車で玉が失速すること自体が、相性として致命的です。

 

そこを間違えなかったからこそ、西陣が羽根モノ大国に成り得たのだと自分は感じます。

 

 

センター役物

 

非常に凝った作りであり、構造に無駄が有りません。

継続率は高いものの完走率は低いという感じで、パチンコ大賞の15ラウンドみたいな感じで捉えると、割としっくり来ます。

 

役物の性能については、より鮮明な画像で順を追って解説します。

中央の回転体が通常時は時計廻りに回転しています。

 

羽根に拾われた玉は、上段ステージから役物の奥へ運ばれ、デジタル表示部の真上辺りから回転体ステージに運ばれます。

(回転体ステージに落下する際に賞球センサーを通過します。)

 

回転体には、貯留ゾーンとなる溝状のルートが存在しますが、手前側(3時位置)には窪み(突起)が存在し、奥側は平坦な板状となっています。

通常時は突起部分に煽られた玉が、くの字の軌道を描いてV入賞するケースが多いのですが、溝を直線で滑走してV入賞するケースも存在します。

 

権利発生時に獲得出来る玉数の割にはV入賞率は高めであり、当然のしわ寄せとして始動チャッカー廻り・役物への寄りなどはマイナス調整となってしまいますね。

 

V入賞後は回転体が3時位置(画像通りの位置)で停止し、回転体周辺のストッパーが上昇します。

 

貯留5個を超えると回転体が90°動いて、以降8個目までは奥側の板の部分で貯留を継続します。

貯留7個の状態

ストッパーも上昇しています。

 

貯留8個を満たすか、規定の開閉回数に達すると、電役のクレーン部分が作動し、電磁石で玉を持ち上げます。

 

電磁石がOFF、ストッパー解除、回転体再始動が一斉に行われ、無事Vゾーンに入賞すれば最大15回まで継続。

 

画像から受ける印象通りですが、中央に位置する玉が最もV入賞率が高くなりますが、他の玉が全く仕事をしないという訳でも無く、どうかすると3個位V入賞したりもします。

 

最終ラウンドのみ貯留を行わずに回転体が回りっぱなしになるので、完走時には充実感を味わえる点が、とても良いです。

 

 

イレギュラー要素

 

・クレーン失敗

玉をリフトする際に玉が繋がらずに崩れてしまう状態です。

玉を引きずる形で貯留解除を行うので、継続率は殆どの場合で著しく悪化します。

(クレーン失敗率、失敗時の継続率には筐体差が存在します。)

 

・ストッパー突破

貯留1個目の玉が勢いが有り過ぎて、ストッパーを乗り越えてしまう現象です。

最初の2発を同時に拾うと、玉突きによってストッパーを乗り越える危険性が上がるので、ややスリリングです。

 

ストッパーを超えた玉がV入賞すれば単なるラウンドロスで済むのですが、横に逸らした場合は貯留が-1個の状態ですので、ほぼ確実にリフト失敗に発展します。

 

・賞球センサー通過後の失速

貯留5個目の玉が賞球センサーを通過した直後に何故か失速して、役物の動作タイミングに間に合わないことが稀に起きます。

 

これは見た目には貯留が-1個の状態ですので、確実にリフト失敗に発展します。

 

 

まとめ

 

羽根モノに対して収集欲はほとんど無いのですが・・・

 

コミカルな役物よりも、無機質で機械的な形状を好む傾向で選んでいるのは確かです。

 

次回も西陣の羽根モノを紹介する予定でいます。。。

 

皆様、こんばんは^^

 

今回は

意図せず並べてしまった2台の画像を紹介致します。

西陣 メガホールド P - 2

 

三共 エース 1号

 

 

簡単に言うと

どっちを先に打とうか?という単純な発想から結論を出せなくなってしまい、かれこれ5日間は経過してしまいましたwww

 

そもそもタイプが違うとか、年代も違うとか(汗)

 

言いたいことは、そこじゃないんだけどなぁ(爆)

 

両方とも赤いし、困ったwww