大岡越前が始まる前に母の様子を見に行こうと面会時間を予約しておいた。
今日は土曜だから大岡越前はなかった。
施設は綺麗で静か。
車がいっぱい止まっているが土日は休みなのかな。
玄関で検温、書類に名前を記入。
しばらくして母が車椅子に乗せてもらってやって来た。
便秘で困っているらしい。
退院時に浣腸用の何かをくれた。
家にいた頃よりも特茶を飲む量が減っている。
水分が足りてないのだ。
部屋は気に入った様子。
首周りは少し痩せたがお腹周りは相変わらず。
渡したズボンは穿けたようだ。
部屋には入れないので何か足りないものがあるかどうかも判らない。
特茶は気を利かせた職員さんがコップに注いでくれたので母には判らず飲めなかったらしい。
今は特茶以外飲んでないようだ。
食事がまずいらしい。
ここに来る前から「食事が美味しくて皆が食べに来る」と聞いたと言う。
レストランじゃないと言っても同じことを言う。
誰から聞いたのかいつ聞いたのかとか問い詰めて説明しても、また美味しくて皆が食べに行くと言う。
店じゃないから一般の人は入れないと説明する。
何分か経ってもその話をする。何日か経っても「美味しくて皆が食べに行くと言うのは嘘だ。美味しくない」と言う。
だから特養はレストランじゃないと私は繰り返す。
何日か経って、また同じ話を繰り返す。
もう、いっか〜。
でも、そのうち誰が言ったかも適当に話を作るんだろうな。
こざっぱりしていた。
「帰れと言われてもどこをどう行ったらいいか判らない」と言う。
ごめんね。
もううちには帰れないの。
まだ夫には言ってないけど、施設に入ってもらう決断を私がしたから。
病院と特養と老人ホームの区別がついていない。
お気に入りの茶菖蒲
アマチャとホタルブクロ