稲荷茶会は9時から。

頑張って起きたけど会場到着は10時過ぎ。

駐車場から会場までのピストン運転バスがまもなく来た。

会場が広いので、バスがあるところはバスを利用したい。


まずは知り合いの先生の煎茶席。

持参した菓子を受付で渡した。のし紙を付けてないことに気付いたので名前だけ告げた。


隣に座った着物の女性と挨拶していると社中の男性がやって来て正客をと言われる。

遠慮していたら彼女がご一緒にと言うので次客に座らせてもらった。

三客の洋服の女性は心得があるようだった。


先生の娘さんが出て来られた。

席主は献茶式に行っているので代わりを務められるそうです。

今までの煎茶席は3人が正客のお連れだったが5人で1組の盆だった。

1煎目は甘い。2煎目は苦味が加わる。

美味しい。

主菓子はきんとん、銘は風薫。


後で挨拶したら正客さんも先生のお知り合いでした。


次は裏千家に行きます。

あまり長くは待たずに席入りできた。

羽織の男性がお点前。

入ってくる時から茶杓が茶盌から落ちそうになる。

後で判ったことには、茶盌が編笠トスという銘で高麗刷毛目。

ぐにゃりと湾曲しているので茶杓を水平に置くことができない。

これは運びには向いてないですね。次客さんの茶盌にしたら?

花は勢いがなくなったので前席とは違う花に変えたそうです。

花瓶は桔梗口、なかなか不安定な形。


車を降りた時は雨が止んで良かったけれど、3席目に移動しようとしたら降って来た。

おニューの雨コート。

躾糸が残っていた。ま、いっか〜。


クスノキ?

そこで咲いてる白い花は何かしら?

蔓性の植物が木の幹で発芽したんでしょうか。


見知った名前なので知ってる人かと思って表千家の席に行ってみた。

やはり、そうでした。

結構なお年だと思っていたけど社中さんが多いのかしら?

いや、どうもお手伝いが多いようです。

広いのでお点前は見えないし席主の挨拶も判らない。

お点前より先にどんどんお菓子を運ぶ。

最初に菓子器を置かれた人はすぐさま懐紙を出して取って行く。


2歳くらいの子がいる。

縁高に触ろうとする。箸を掴みたいらしい。

会場が広いから少しくらいはしゃいでも大丈夫そうだけど、そんな幼い子を連れてまで茶席に入らなくても…。両親とおばあちゃんの3人で2歳児を連れて来たようだ。

オオヤマレンゲ 

欲しいと思う憧れの花



良いお道具を持っておられる先生らしいが、点前座から遠いところでは何をしているか関係ない有様。

大勢がお運びしたのでお茶が行き渡ってないと思って運び、飲んだ後と判って持ち帰るお茶がいくつかあった。

茶席は5つ、茶券は3枚。

3席入ったら充分です。

昼ごはんも食べずに3席入ったので最上稲荷を後にして次に向かいます。



つづく