寝坊して母の朝ごはんを持って行ったら炬燵の向こうで脚を投げ出して座っている。

上着も着ているので「行く日じゃないよ」と声をかけた。

ズボンを穿きかけているが穿けないので紙パンツのまま。

ベッドから滑り落ちて尻餅をついて動けないそうです。

またか…。

脚を曲げて体育座りできない。

自分で立ち上がれない。

私が起こせない。


以前は段差を利用して立ったので玄関までズリズリして行く。

お尻が出ているので冷たいだろうから座布団をかませる。

炬燵も椅子もよけてズリズリ。

玄関まで行ったが立てない。

(ここまででも大変だったのよ😅)


ケアマネさんに電話して相談。今日は休みだそうでしてあげられることはないと言う。

以前助けてもらった介護タクシーに電話したら予約が既に入っているので昼頃でないと行けないとのこと。

地域包括支援センターに電話したら休日。

かかりつけの病院なら午前中は開いているから電話で相談した。

救急車を呼んで病院に行くしかないとのこと。貴院に行っても良いかと聞いたらしばらく待たされてから受け入れOKしてくれた。


まずお茶の先生に欠席連絡。

それから119に電話。

「火事ですか、事故ですか」と、聞かれたと思う。

動けない、意識はあると伝えたと思う。

覚えてないもんだね。

患者の名前・性別・年齢・住所など聞き取り。

住所を言ったら「隣に○○さん宅がありますか?」無いです。

「では○○さん宅はありますか?」あります。そこです、うち。

5分で着くとのことなので保険証を探す。

手提げ袋をいくつも作るのでいざという時に間に合わない。

保険証をどうして袋から出すのよ!


玄関の扉を開け放す。

ピーポーと聞こえたが姿が見えない。

あ、思っているのと反対方向から来た。

屈強そうな男性が3人。


こんなことで呼ぶなと注意されるかと思ったが聞き取りして起こしてくれた。

かかりつけの病院を希望したら救急指定ではないが聞いてみると言ってくれた。

雨の中、母が自力で歩くと言うので付き添われて救急車まで歩いた。担架に座り救急車に装着完了。

私も乗って行った。

動き出したらサイレンが鳴った。


母は指先で血圧を測っているのか?震えているので隊員が寒いか?と心配してくれる。

寒くはないらしいが痙攣している。

車が混んでいたので反対車線を通行した様子。

病院の出入口を渋滞で塞いでいる様子。

無事にかかりつけ病院に到着。


骨折も怪我もないと思ったので整形外科ではなくかかりつけ医に運んでもらったが、今後はどうしよう?

主治医からは「ご主人もいなかった?」と聞かれたけど、夫には期待しないでください。

薬剤師で元ケアマネですけど腰が曲がっているし非力です。

役には立ちません。

YouTubeを見て抱え起こした娘は同居してないので、家族でなんとかしろではなくて支援を受けたい😅


今回は動けなくなって1時間ほどで対処できたのでお漏らしはなかった。

以前はかなり時間がかかったので服から椅子からびしょ濡れでかなり困った。


このまま寝たきりになるかと思った。

ショートステイのように今月末入院させてくれないかしら?

研究会当日朝に、今日みたいなことになるのは困る。

研究会の前後で病院にいてくれたら私が助かる。

メディカルショートステイというのがあるそうで、それを利用したい。


姑の時は支援1から一気に介護5になった。

あの時も私が2人いないので身動き取れなかった。

今回も私は1人しかいません。

ショートステイを使いたい。

明治生まれの姑は頑なに拒否したけど、昭和生まれの母は拒否しないで欲しい。


今回は救急車のお世話になったけど、次は救急車を呼べないと思う。


月曜には介護認定が届くと思うけど、認定面接の時より今は困ってます。

歩けるけど自力で立てないのよ。


タクシーを呼んで帰宅。

玄関を開けたら夫が大きな声で謡っていた。

いつもは聞かれたくないのか小声でもにゃもにゃ言っているが、誰もいないと思ったのだろう。

傍目にはご機嫌で謡ってるように見えるよね。

相変わらず、間が悪い人です。


お茶の先生宅に行くのは諦めた。


用意した手土産の和菓子、今日までの賞味期限。

甘いもの、食べたい!

母に食べるかと聞くと後で食べるとのこと。

よしっ、開封。

夫に食べるかと聞くと「今はいい」後で食べるのかと聞くと娘や孫に食べさせてと言う。

うるさいな、今日が賞味期限なのよ。

要らないってことで、あなたにはあげない。



私、この『引きちぎり』が食べたかったのよ。

美味しい!



でも、家の中が臭う😭


臭いのを我慢して母の世話をしたけど、落ち着いたら母が動くだけで臭う。


ついつい生菓子3つも食べてしまいました。


そしてボクは途方に暮れる…