きび砂糖と米粉のカステラ | 和菓子デザイナー 諸星 みどり

和菓子デザイナー 諸星 みどり

ハーブ&フルーツの風味を活かしたカラフルな創作和菓子と自作陶器を作成、自ら撮影&スタイリング提案しながら、講座など随時開催しています。



厳しい暑さも少しだけ穏やかになってきたので、久々にカステラを焼いてみました。

本来カステラは和菓子ではないかもしれませんが、

日本のお菓子としてすっかり馴染んでいます。

パウンドケーキやパイなどの洋菓子の焼き菓子とは異なり、バターや生クリームは使わず、

泡立てた卵の力でふんわり焼き上げるので、暑い夏でも比較的あっさり食べやすいのです。

今回は小麦粉の代わりに製菓用の米粉、上白糖の代わりにきび砂糖を使い 作ってみました。
I baked castella(sponge cake)
because it became slightly cool.
Because we usually make castella without butter and the fresh cream, it is easy to relatively eat in the hot summer.
I used rice flour and the millet sugar this time.




オーブンペーパーで作った切り紙細工でステンシル模様を作り、

和三盆糖を振り掛けたら、素敵なデコレーションに! 紙製の箱ごとプレゼントにもなりそうです。

I gave the topping of the floral design in the stencil which I made with an oven sheet.



こちらは、ひと口サイズにカットしてから 豆腐クリームとハチミツ、シナモンをトッピング。

季節のフルーツを添えれば ちょっとしたデザートに変身!

はちみつ、きび砂糖、和三盆・・・いずれも夏の疲れに優しい甘さです。

I cut it to bite-size and performed topping with tofu-cream, honey, cinnamon powder in this scene. It becomes the wonderful dessert if you attach the fruit of the season.