先週金曜日の朝、歯磨きをしていた時。

いつもの出勤前の慌ただしさの中での毎朝のルーティン。


鏡で歯の汚れがないかを見ていた。


すると突然ある言葉が頭の中をよぎったのだった。




「玉姫殿」



そんな言葉はもう何十年も見聞きしたことはなかった。

テレビはつけていなかったし、夫カンタロウからのメールが届いているかも未確認だった。



ただ理由も分からず「玉姫殿」という言葉だけがぐるぐる脳内を駆け巡っているのだ。我ながら謎だ。



そもそも玉姫殿って結婚式のことだっけ?

一向に「玉姫殿」の単語が頭から離れないので歯磨きが終わってからスマホを取り出して検索する。


調べたら結婚式を挙げる場所のことだった。



そして子どもの頃にその言葉を聞いたことがあることを朧気ながら思い出した。



YouTubeなどで調べればすぐ分かると思うのだが、

「た〜まひ〜めでん」

と歌っていたテレビコマーシャルがあったような気もする(このブログをアップしてから調べてみるつもりだ)。



玉→宝石とか大切な宝物

姫→結婚する若い女性

殿→結婚する若い男性


なのかと勝手に思っていたのだけど男性=殿の場合は「でん」ではなく「との」と読ませるらしいので上記の推測は間違っていた。


殿(でん)とは大きな建物を表すらしい。



男性と女性が結婚式を挙げる場所ならば姫=女性だろうから「玉」は男性のこと?

男の「玉」と言えばゴールドなボールしか思いつかないのだが…てへぺろ



思春期の中学生であるまいし、出勤前の忙しい時間に何をくだらないことを考えているんだろうと自分で苦笑いをしてしまう。



玉姫殿なんて日常会話では使わないし、昭和チックなカンタロウからも聞いたこともない。



だけど…

思いを巡らせる。


俺とカンタロウがもし結婚式を挙げることがあるならば男と男なんだから「玉姫殿」ではないだろう。


男同士だから「玉玉殿」とか?


何だか少し破廉恥だ。



俺は付き合い当初からカンタロウには、

「2人でお式挙げたい」

「お式するぅ」

と提案してきたのだが

「そんな恥ずかしいことはしたくない

と断固拒否されて現在に至っている。



それでも折衷案でフォトウェディングしたんだっけ…

もうずいぶん前のことを思い出した。



フォトウェディング後日談をブログにも書いた。



自宅リビングにはその時のパネル写真が飾ってある。

プロのカメラマンが撮ってくれたので俺もカンちゃんも実物より素敵に写っているので気に入っている。

そしてもちろん2人とも今よりは若い❗



ぬぼーっとその写真を眺めていた。


気づけばいつもの出発時刻をとうに過ぎてしまっていたガーン



遅刻の理由が「玉姫殿」だなんて意味不明だし、ましてや自分たちのフォトウェディングのパネル写真をぼんやり見ていたから、だなんて恥ずかしくて言えるはずもない。


絶対に遅刻しないように猛ダッシュで職場に向ったのだった。