昼下がりの今、都内のカフェにいる。

言い換えれば新宿西口のドトールにいるとも言える。



今日はたまたま先日の休日出勤の振替休日で都内で用事がいくつかあり、済ませてきたところだ。

新宿はサラリーマンが多く、今日は暑いので半袖リーマンや、上着を片手に持ちながら汗をかきながら足早に歩くリーマンがたくさんいて「働く男って好き。あぁんステキ」とアイスティを飲みながら1人悦に入っていた。



こういうイレギュラーな休日のランチは大体寿司か鰻と決めていて、今日は鰻にした。「平日ランチ」というだけで土日に食べるより半額くらいで食べられるので嬉しい。

(それでも2000円近くするので通常ランチの数倍はしている)



今日は久しぶりに新宿に来たのだけど外国人が本当に多いなと感じた。

家電量販店(ビックカメラ)に立ち寄ったら客も店員も中国人しか見当たらない。

(ちなみに夫カンタロウはビックカメラに行ったことがないらしく「ビックリカメラ」だとガチで店名を勘違いしていた)



昨日はあまり天気が良くなかったのでカンちゃんと2人、家でのんびり過ごしていた。


いつものようにぎゃあぎゃあ言ってたのだけどカンちゃんが優しい顔で言った。

「ショウタってさあ」



お茶を飲んでから続けて言われた。

「大してかわいくないよねてへぺろ



プンプンガーンムキーえーんプンプンガーンムキーえーんプンプンガーンムキーえーん



いきなり何という暴言なのだろう。もちろん、

「何てひどいことを言うカンタロウなんだろうねぇ、ムキィ、フンガァ😡」

と耳たぶを引っ張り膝をガツンと蹴っ飛ばし肩をビシバシ叩いておいた。



ブログでは触れたことはないと思うけど、俺は昔から『かわいらしいおじいちゃん』になるのが目標だ。

見た目よりも表情や仕草、話し方など温和な感じで誰からも愛されるようになりたいと思っている。


カンちゃんにもそんなことを話したことがあったのだろう、

「ショウタって爺さんだか婆さんだかはっきりしなそう」

「50になったのにまだ『実質は20代』とか『気持ちは少年のまま』とかふざけたことばかり言ってるし」



「だからさ」

だから何よ? 

「こんなショウタでも僕と結婚してもらえたんだから無理に若ぶろうとしなくていいんじゃない?」



その時、俺はいつものようにカンタロウの膝に頭を乗っけてモシャモシャになっている白髪をハサミでカットしてもらいながら聞いていた。



結婚してもらえた

        ↑

多少腹が立つ言われ方なのだが実際そうなので確かに無理な若作りはしなくていいかなと思うようになった。






それにしても…

カンちゃんと付き合って丸3年となる。そしてそれを機に始めたブログもまもなく丸3年。

それだけ時間が経っても愛しいなと思える夫カンタロウの存在は本当はありがたいのかもしれない。


昨日の2人の会話をカフェで思い出して少しアハハと笑ってしまった。


カンタロウ共々「好々爺」になれるように努力していこうと思っている。


だけどもし今度また「大してかわいくない」などと暴言を吐かれたらカンタロウが最も嫌がる深い深い深い口づけを見舞うしかないニヤリ