時にはぎゃあぎゃあ言いながらも楽しく過ごしている。
ぎゃあぎゃあする大抵は、
「カンちゃんが俺の言うことを聞いてくれない」
「ショウタのわがままが過ぎる」
的な内容。
当ブログも基本この繰り返しでパターン化している。
ところが先日、久しぶりに全面的に俺が悪くて反省することがあった。
またまたおっさんずラブの話からで恐縮なのだが、田中圭演じる春田が飲み会でマフラーを失くし、林遣都演じる夫の牧に新しく買ってもらうほのぼのエピソードがあった。
俺がカンタロウに、
「でもさ、マフラーなくすなんてホント、ダメダメ春田だよね」
と言ったことが発端だった。
「ショウタだってマフラー失くしたじゃん。春田とおんなじだってば」
と言われた。
俺は
マフラーを
失くしたことなど
断じて
ありませぬ
「ウソつくなって。僕がプレゼントしてあげたマフラー失くしたじゃんか」
「はぁ?カンちゃんからマフラーもらったことなんてないっ❗️」
ぎゃあぎゃあスタート。
2人が付き合って初めてのクリスマスプレゼントがマフラーだと言い張るカンタロウ。
「写真撮ったはず。僕はクリスマスに合わせて真っ赤なセーター着たこと覚えてる。ショウタはプレゼントされた臙脂色のマフラーをしてる2人の写真。探してみな」
マフラーなんてもらってないんだから写真などあるはすない…
確かに臙脂色のマフラー巻いてにっこりしている。
念のためにカンタロウが席を外している間に過去ブログをぶわぁっと遡ってみる。
そしたら…
↓
何とまあ、2021年12月27日にマフラーをもらったことが書かれてあった。というより自分で書いていた。
カンちゃんが戻ってきた。
「2人が付き合って初めてのクリスマスだから奮発したのに…プレゼントを失くしただけじゃなくて、もらったことすら覚えてないなんてショウタって何て人なの!?」
「歳だからボケてくるのは仕方ないけどさ、人のことをとやかく言うくせにボケてるのはショウタじゃん」
「結局、口では嬉しいって言っても所詮はその程度なんだね…」
鬼の首を取ったカンタロウが少し嬉しそうに意気揚々と攻め込んでくる。
「これがさ、もし逆だったら『カンちゃん、謝って❗️お詫びに高級レストランでご馳走になっちゃうんだから、ふんっ』って拗ねるくせに…」
今回ばかりはカンタロウの言うとおりだった。言い訳の余地なし。しっかり謝っておいた。
「俺のこと、嫌いになった?」
「うん、キライ。でも好き」
「俺も好きぃ、許してくれてありがとう」
カンタロウに抱きつきながら思ったことは、でも本当にマフラーもらった記憶ないんだよな…
そしてさらに、どこでどんな状況で失くしたのかもさっぱり記憶がない。
ちなみに俺はほぼアルコールは飲まないので酔って失くす可能性はゼロ。
さすがにこれ以上の言い訳はやめておこう。
過去ブログがこんな形で役に立つとは…
強情はいけませんな。