多くのブロガーが紹介している美味しそうな秋らしい料理の数々。
見映えも良く、きっと味も素晴らしいんだろうなと羨ましく思っている。
この前、久しぶりに失敗だったなあと後悔した料理があったので紹介させてもらう。
「松茸入りパスタ」
もちろん夫カンタロウのために作ったのだけど自分的には残念な結果だった。
完成品の写真はない。
何が失敗だったかと振り返れば…
①ソース選び
松茸に合いそうなのは和風パスタだろうか。だけど無謀なチャレンジ。
「カンちゃんはクリーム系パスタが好きだからクリームソースをこしらえましょ」
クリーム缶＋塩＋コショウ＝美味クリームソース、のはずが火を通しすぎたせいなのかドロッと固まり味がしない結果に
②具、多すぎ
「健康診断前でいろいろ気を付けてるから」
とカンタロウ。
「ふむ、じゃあヘルシーにしなきゃ」
赤パプリカ＋玉ねぎ＋ブロッコリー＋ベーコン、そして松茸。
大量の野菜がごちゃ混ぜになり松茸はいずこに？と分からなくなってしまった。
③やっすい麺
カンちゃんから高級なバスタをもらっていたのでそれを使えばよかったかもしれない。
「でもカンちゃんは健診前でどうせそんなに食べられないだろうから」
といつものドケチ心で格安スーパーの大容量パスタを使用した結果、即席麺みたいな味になってしまった。
案の定クリームソースとパスタが上手く混ざらなかった。
そして食べ終わって気が付いた。
今回の失敗はカンタロウのせいではなかろうか？
①「カンちゃんはクリーム系が好きだからクリームソースをこしらえてみましょ」
②「ふむ、じゃあヘルシーにしなきゃ」
③「でもカンちゃんは健診前でどうせそんなに食べられないだろうから」
全てカンちゃんのために、と考えたことが裏目に出た結果だった。
俺が俺のために俺の好きなように料理すれば成功したのではなかろうか？
だけど(決してノロけているわけではない)
「あぁ今日も美味しかった。ショウタいつもありがとう」
と言われると、
「そこまで失敗作ではなかったのかしらん？」
とも思える。
そんなことを思いながら食器を片付けて皿洗いをしてキッチンをきれいにする。
片付けが終わると、そそくさとカンちゃんの腕にくるまり、膝に頭を乗せてぴったりくっついておしゃべりを始める。
(これはノロケになるのかもしれない)
次はもう少し上手く作れればいいなと思う。
録画していたドラマ「きのう、何食べた？」を２人で観た影響でカツ丼がどうしても食べたくなった。
なのでドラマ(＆原作漫画)に忠実にカツ丼を近々作ることにした。
カンちゃんと一緒でない休日は独りご飯がほとんど。
失敗料理だったとしても２人で食べる食事の方がやっぱり美味しい。
やっぱりカンタロウのことが好きなんだろうな。
いや、カンタロウのことが大好きです。
(本人にはあまり言わんけど
)