『 涙に用なんてないっていうのに
やたらと縁のある人生 かさばっていく
過去と 視界ゼロの未来
狭間で揺られ立ち眩んでいるけど……』
朝ドラの主題歌
四月には謎の呪文のようで
聞きとれもしなかったのに
七月になったらちゃんと
口ずさめるようになった
毎日の繰り返しってスゴイ…
暑くて暑くて…
ビタミン剤のようなのとか
美容系サプリとか
軽い熱中症になって病院で
もらった漢方薬とか
あれこれ飲んでるから
何となく調子良い気がしてるけど…
実際どれが効いてるのか
わからないのよねコレが…![]()
いま私は、週に一度のペースで
電車を乗り継いで
義母が入院してる病院へ通っている
90歳を超える義母
5月に急に腰痛が悪化して入院して
そこから脳梗塞をおこして
何とかリハビリができるところまで
回復していまに至る
転院3つ目、3ヶ月の入院後は
もう家での生活は無理ですと
主治医の先生はおっしゃった
60歳を超えた息子2人(旦那と旦那の兄)を
前にしての
先生の率直な言葉だったのかもしれない
この間、面会に行って
手を握ったり
足の裏やふくらはぎをさすったり
コミュニケーションがとれてるかも
わからない会話を義母とポツポツしながら
そんな時間を過ごして
「お義母さん、
そろそろ帰りますね」となった時
突然、お義母さんが自分のしてるコルセットを
ベリベリと剥がして
「私も帰りたい!」「帰る、家に帰る!」
と言い出した
私は「歩けないし、ご飯も一人で食べれない
トイレもままならないのに
いまはそれは無理ですよ!」と強めに返した
「帰って死んでもいいから!」
「もう生きててもしょうがないから」
「そんなこと言っても
人にはみんな寿命があるから
それを使いきってからでないと
死ねないんです!」
なんかわかったようなわからないことを
とっさに返した…
お義母さんはげんこつを作って
自分のおでこをゴンゴンと叩き出した…
「落ち着いて 落ち着いて…深呼吸して…」
そう言っておさえることしかできなかった
義母のこの言葉や行動は
認知症がどこまで関係してるのか
私にはわからないけど
とにかくお義母さんが
落ち着くのを待って
私は病室を出た
帰り道 マスクに隠れて
涙が滲んだ
つらい 情けない せつない
苦しい 腹立たしい やるせない
一つの感情ではない感情が
ぐるぐるとまとわりついていた
お義母さん
私はあなたの息子と離婚したいと
言いに言った嫁なんですよ
私には受け止めきれるのか…
蝉も鳴きだしてまだ夏が始まったばかり…
子育て中の人に向けて
いろんなことを数字にして1行文にしてる
インスタを見た
『子供と過ごせる夏休みはたった12回』
…なんかグッときた
…子育てしてたあの夏に帰りたい…