朽ち果ててく 懐かしい世界の隅
光だけを追いかけて走っていられたけど
いつからか私の後を深い闇が追ってきてるようで

もう後戻りは出来ないね
誘惑の箱を開いた瞬間から
人が刻んだ歴史の上 泣きながらでも歩く

一歩ずつ…

やっと触れること出来る そう思った
いつまでも抱きしめて離さないと誓った
だけど幻のようにすり抜けてった貴方の笑顔

浮かぶ蜃気楼が映し出す
鮮やかで優しい君が放つ光
届かないとわかっていても それでも求めてる

少しでも…

小鳥が歌う眩しい朝には
私は見えない方がいいでしょう
きっと貴方は私を隣に置く気が萎えてしまうわ

醜く生まれたのが宿世の由縁なら
私もこの世で悪事を働こうか
次の知らぬ女の為になど私を生きてやるものか

嗚呼…美しく生まれる事は
きっとこの世の全てを与えられる事
欲張る気など毛頭無いから
せめて貴方を与えてくださらないでしょうか


灯りの見えぬ夜になったら
隣に行くわ どこにいても
一日分の愛を短い夜に出し尽くしてさしあげるわ

嗚呼…貴方の温もりだけがあればもう私は何もいらない
そんなありきたりなものを欲しがる私きっと人間でしょう?

美しさを頂けはしなかったけど
人間として 女として
貴方のお側に置いて
行ったり来たりの人の群れ 誰とも視線は合わない
乱れた波に酔いそう そんな時は 君に逢いたい

まっすぐ見つめてくる その眼差しは 音楽
柔らかな温度を 抱えたその愛に
満たされてる僕は いつも泣きそうになる
「恋をしている」と たまらなく 思い知るから


隣に君の呼吸が 聞こえるときの安らぎを
同じように君も感じる? 幸せなほど 地面が揺れる 

僕がそばにいること 君にとっての 何だ?
いつだってそうだ 僕ばかり もらってる
そう言うと君は 笑いながら 歌う
「私はあなた」 いつだって 一緒なんだと


僕もまた君に 寄り添いながら 歌う
下手くそで どうも かっこつかないけど
伝わることを願う 伝えようと籠める
「ありがとう」と今 精一杯の 愛で


君の紡ぐ言葉 僕にとっての 音楽
世界を広く 照らしてくれる
僕の中の全て 価値観の全てを
壊しては また 優しく創る



世界で一番優しい音楽