仮面ライダーギーツ
超全集
子への貢物です。
何やかやと頑張っていたので
貯まっていたポイントで
買ってあげました。
ギーツは人気があるようで、機会を逃すと欲しいものはプレミア価格で買わないといけなくなるので、見つけた時に子に声をかけるようにしています。
普段は自分のお小遣いで買わせていますが、たまに何らかの対価として親が買ってあげることもあります。
超全集は4180円です。
3/31に予約が終了している
超全集BOXは19800円でした。
届いてから、パラパラと読んでみましたが、ぎっしりと内容がつまっていて、情報過多気味
ただでさえギーツは、出てくる仮面ライダーが多いのです
だって、その辺の一般人がライダーになるから
別段、何も無い普通の人に、ある日突然ライダーとして戦いにエントリー出来る資格が与えられます。
何ら取り柄も能力もなくても、無作為に選ばれる感じです。
戦いに勝つと、願い事がひとつ叶えられます。
その戦いは、オーディエンスと呼ばれる聴衆に観戦されており、SNSのいいねのように、評価されたり批評されたりします
戦いはデザイアグランプリと呼ばれ、運営者やゲームマスターがいて、運営やオーディエンスはなんと未来人です。
進化の過程で、未来人は身体を持たない思念体となっています
クトゥルフ神話みたいだね。
未来人が暇つぶしに、過去の世界に来てデザイアグランプリを行うという。
全く持って、迷惑極まりない未来人の行為です
時間遡行しても、パラレルワールドが出来たりするから、未来人にとっては、ダメになるといくらでも世界の乗り換えが出来て、楽しめるんかな。
思念体になるような進化と年月だと、今よりは統一化されてフラットな集団になりそうだけれども、多種多様な未来人がいてるようなので、その辺は想像しやすいかも。
平成ライダーの物語は、昭和ライダーのように、分かりやすい構図で書かれておらず、細かい設定が省かれていないので複雑です。
かつてのライダーは、ライダーご自身に特筆すべき能力があるがゆえ、ライダーになっていましたが、
科学の進歩により、誰でもライダーになることが出来るようになりました。
自らの能力を科学の力に助けてもらうイメージから、科学の力を使いこなせるかどうかに力点が変わったのかなと思います。
ライダーは、子が見ているのをたまにチラ見したり、子の力説解釈話を聞いたりする知識しかありませんが、歴代ざっくりと見てきています
ギーツは、途中から見るようになりました。
ニラムの北村諒君が出てきてから。
ニラム、途中でいなくなり残念でした。
子が2.5次元俳優さんが出てると言っていたのですが、崎山つばさ君がパンクジャックというカボチャの頭したパンダで出ていたり、未来人ジットで佐藤流司君が出ていたりして、
見たことがある俳優さんが出てると、ちょっと楽しくて、途中からは最後まで子と一緒に見ていました。
しかし、きつねとたぬきと言われたり、ポップな感じがするデザインからすると、違和感がある重いテーマがギーツにはありました。
デザイアグランプリが、最後の方は、ベルトが自分に当たると強制的にエントリーさせられて、戦いを拒否すると運営側に自分が消されてしまうシステムになってしまいます。
望まなくても戦い(戦争)に巻き込まれていく感じ。無理やり戦いに意味を持たせる感じが見ていて辛い。
で、願いがひとつだけだけれど叶うという、とても大きな対価に対して、国家とは、社会とは、人とはという、マクロなメタ視点からの願いじゃない、ミクロな小さな幸せを願うエントリー者。
すでにシステムとして市民生活があって、その一部分として私達は普段生活しているんですが、本来、国や自治体の成り立ちからすると、大人になると一人一人が市民として、社会とはとか、国家とはとかを考えながら生活しなきゃいけないと私は思うのですが、しくみが今のところなんとか機能していて、考えなくても生活が回るようになっているので、普段は忘れがちな視点。
それが、自分の身の回りの危機的状況になって、その人の成長の過程として描かれている。
存続の危機的状況にならないといけないのかとは、チラッと思いますが、せざるを得ない状況にならないと、考えないことなのかも知れません。
はじめの方を見ていなかったので、イマイチ分からないところもありますが、
仮面ライダーギーツ、面白かったです。
超全集は、びっちり
ギーツ情報が詰まっていました。
歴代ライダーも載っていて
好き嫌いなどを別として
イメージが残った濃いライダーは
ライダー ケイロウ
高齢者がライダーになるのですが、腰が痛くて、目一杯戦えないという
ネーミングもそのままやし
設定が過酷。
腰痛いの、変身したらなくならせてあげて。腰痛持ちは戦えんって
無理したら、神経痛にもなるやん。
少し前から
ライダーなのか、スーパー戦隊なのか、分らんくなって来ていますが
設定やストーリーは
いろいろと考えて作られているんだなぁと、面白いなと思うようになってきました。