緑の灯火 137 リニアだって止められるんだ。 

up 2024 04 04 (Thu)
 
 日常の優先順位
up 2024 04 04 (Thu)
 
 朝刊の広告欄が目に入る。
 『レフ筋トレ』:「最高に働ける体を作る 筋肉を固くする従来の筋トレはまちがいだ」 講談社 \2,200
 
 広告を見る。面白そうだ。でも価格が高い。一瞬躊躇する。
 
 先日、広木隆(マネックス証券:チーフストラジェスト)の『配当生活』 かんき出版 \1,600 を読んでいたら、こんな言葉に出会う。
 『Die With Zero』:「人生が豊かになりすぎる究極のルール」 ビル・パーキンス訳、ダイヤモンド社。
 直訳は「ゼロで死になさい」。死んだら、残ったお金は無駄になる。お金を使い切って死になさい、という意味らしい。
 
 セルフ1は言う。『レフ筋トレ』は、価格が高い。 セルフ2は言う。お金は使い切って死になさい、っていうじゃない。 身体とお金のどちらが大切なんだ。
 身体。そうでしょう。だったら、『レフ筋トレ』を買いなさい、とセルフ2。
 
 そして、徒歩5分の精文堂に行く。読む。よくわからない。これなら近くにある「ヨガ入門」のほうがましだ。
 まあ、当たりはずれ、著者との相性というものがある。
 
 一般的に、お金よりも身体(健康)のようが大切だ。深く考えないことにしよう。
 
 ところで、『配当生活』には、31の高配当銘柄、連続増配銘柄が紹介されている。
 ちなみに、高配当銘柄は、配当が高いいわばバリュー株。連続増配銘柄は、配当は必ずしも高くないが毎年増配しているいわばグロース株。 広木さんは、高配当銘柄と、連続増配銘柄をバランスよく保有ことを推奨している。
 さらに「株は上がるもんです」と、そのロジックも説明している。
 『レフ筋トレ』 講談社の \2,200 を取り返そう。ある銘柄が22円上がれば取り返せる。
 
 太極拳・左琵琶姿(ズオ・ピ・パシ)
up 2024 04 02 (Tue)
 
 講師より、第一段4式の「左琵琶姿(ズオ・ピ・パシ)」の指導を受ける。
 
 右足のかかとまで着地し、重心は右足へ。
 左足は、やや前方に着地しなおし、足先をあげて、膝をややまげて、左虚歩。
 左足と、左手は前を向いている。身体も前を向いている。左斜め前ではない。
 
 そうか、左手、身体は、前を向いているのだ。そして右手は柔らかく、掌心は左肘と相対させる。
 何回もやって、潜在意識に入っている、と思っていたが、身体が左を向いていた。
 
 台湾で震度6強、過去25年で最大の地震
up 2024 04 01 (Mon)
 
 3日午前にマグニチュード(M)7・7の地震が発生した台湾東部は、海側のフィリピン海プレートと、 大陸側のユーラシアプレートの境界付近に位置し、過去にもたびたび大規模な地震に見舞われている。
 
 世界の半導体大手のTSMC(台湾積体積電路製造)で、生産の一部が稼働を停止した。サプライチェーンの台湾集中リスクが浮き彫りになる。
 
 そうなんだ、地球は生きており、フィリピン、台湾、日本は、いろいろなプレートがせめぎあっている上にある。
 
 現在の科学技術では、予防はおろか、予想もできない。世の中は「無常」。地球は生きている、のは確か。でも、 何がいつおこるかわからない。
 
 世界の半導体大手のTSMC(台湾積体積電路製造)で、生産の一部が稼働を停止した。サプライチェーンの台湾集中リスクが浮き彫りになる。
 
 
 君たちは県庁というシンクタンクで働く頭脳、知性の高いエリート社員。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったりする庶民とは違うんだ。田圃を耕す庶民とは違うんだ。リニアだって止められるんだ。
up 2024 04 01 (Mon)
 
 静岡県の川勝知事が、新入社員の入社式で差別発言。県知事を辞職することになる。
 知性の低い百姓には試験も面接もない。頭脳、知性の高い川勝さんはリニア中央新幹線計画を6年間止めてきた。
 静岡県民は、その間リコールを何もしなかった。山梨県、長野県の民も動いているようには見えなかった。
 6年間の工事中断で、土地の値段、土を掘るモグラのような労働者も賃金も上がってきた。JR東海は工期、予算の見直しに追い込まれた。
 そのうちに行われる県知事選挙で、静岡県民が頭脳・知性の高い、リニア推進派の候補を選ぶことを願う。
 6年間の工事中断で、現在80歳半ばの私の生存中にはもはや完成を見ることはないだろう。たとえ見れても名古屋まで乗る気力はないだろう。
 
 
 折々のうた 大岡信
up 2024 04 01 (Mon)
 
02 鳥籠をしづ枝にかけて永き日を桃の花かずかぞへてぞ見る 山川登美子
 
 「しづ枝」は「下枝」。
 艶麗だが、ふしぎにも三句いかに倦怠の翳(かげ)があって、孤独に耐えている寂しさも漂う。
 山川登美子は鉄幹への慕情を抱きながらも晶子に恋を譲る。
 
02 山里の春の夕暮れ来て見ればいりあひのかねに花ぞ散りける 能因法師
 
 「いりあいのかね:入相の鐘」は「日暮れに寺でつく鐘」。入相の鐘が山里の夕暮れの空を 渡るとき、それに響きあうように桜がはらりと散っている情景。
 言葉の、少しねばるようにゆったりとした運びのうちに、春のそこはかとない憂愁が漂う。
 
03 春が是の花を散らすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり 西行法師
 
 桜の、ぞっとするほどの美しさが、そのはげしい落花時の姿にある。
 
 つづく