緑の灯火 130 ロケット打ち上げ成功、軌道到達、衛星を分離。 


 
久しぶりの陰ヨガ。 
up 2024 02 19 (Mon)
 
 陰ヨガは、ひとつのアサナを深い呼吸とともに、通常3分から5分間ゆっくりとホールドし、身体の深部にある関節の周囲 の「筋膜」をストレッチ。可動域を拡大し柔軟性をアップさせる。
 
【深い呼吸】
 正座。右手の掌のうえに左手の掌を軽くのせ、両手の親指をくっつけ卵型をつくる。法界定印(ほっかいじょういん)だ。 静かにゆっくり深い呼吸を繰り返す。吐いて(15秒)+吸って(15秒)、吐いて(15秒)+吸って(15秒)。10セット。
 
【太腿伸ばし】 
① 正座から、右足をお尻の下にしたまま、左足は伸ばし仰向けに。右脚の太ももが伸びる。ホールド。ゆっくり呼吸。
② チャイルド・ポーズでおやすみ 
③ ①と逆。左足をお尻の下に。右足は伸ばし仰向けに。右脚の太ももが伸びる。ホールド。 ゆっくり呼吸。
④ チャイルド・ポーズでおやすみ
 
 それぞれのポーズのあと、体の変化をゆっくりと味わう。
 
【バタフライ】
① がっせきで、ゆっくりバタフライ。勢いをつけない。大腿が股関節から離れてゆく感覚を味わう。
② ゆっくり前屈。背骨と背骨の間が拡がってゆく。その空間に呼吸を届ける。ホールド。
③ 体を右膝の方向に前屈。深い呼吸。一分ホールド。
④ 体を左膝の方向に前屈。深い呼吸。一分ホールド。
⑤ 体を正面に戻しゆっくり前屈。深い呼吸。二分ホールド。
 
【真珠貝のポーズ】
 
【脇腹のばし】
① 開脚。
② 体を右膝の方向に側屈。左手を上げる。右手は背中にまわす。左わき腹を開く。深い呼吸。ホールド。
③ チャイルドポーズでお休み
② 体を左膝の方向に側屈。左手を上げる。左手は背中にまわす右わき腹を開く。深い呼吸。ホールド。
③ チャイルドポーズでお休み
 
【ドラゴンのポーズ】
① マットの上に両膝をつき、右脚だけ膝を曲げて前に立てるように出し、左の脚は膝をついたまま、後ろにまっすぐ に伸ばす。
② 両手を膝の上かマットの上に固定して、ゆっくり身体の前方に体重をかけて、深い呼吸。ホールド。
③ チャイルド・ポーズでおやすみ 
④ 逆の脚で。マットの上に両膝をつき、左脚だけ膝を曲げて前に立てるように出し、右の脚は膝をついたまま、後ろにまっすぐ に伸ばす。
⑤ 両手を膝の上かマットの上に固定して、ゆっくり身体の前方に体重をかけて、深い呼吸。ホールド。
⑥ チャイルド・ポーズでおやすみ 
 
【眠れる白鳥のポーズ】
① 右脚を胸の前でまげて、ゆっくり体を前に倒す。深い呼吸。ホールド。
② チャイルド・ポーズでおやすみ 
③ 左脚を胸の前でまげて、ゆっくり体を前に倒す。深い呼吸。ホールド。
④ チャイルド・ポーズでおやすみ 
 
【スフィンクスのポーズ】
① うつ伏せ。
② 両手を両肩の横におき、胸をあげる。肩甲骨を寄せる。深い呼吸。ホールド。 
 
【ガス抜きのポーズ】
① 仰向け。右脚を伸ばす。左脚を曲げて腕で抱え、体に引きつける。深い呼吸。ホールド。 
② 左脚を伸ばす。右脚を曲げて腕で抱え、体に引きつける。深い呼吸。ホールド。 
③ 左脚を伸ばす。右脚を曲げて腕で抱え、体に引きつける。深い呼吸。ホールド。 
 
【鋤のポーズ】 膝をまげてもいい。
 
【カエルのポーズ】
 
【やすらぎのポーズ】 五角形(大の字)になる。両手を横に、両脚を大きく開き、のびのびと。深い呼吸。
 
◇◇◇ 
 一つのポーズが終わる少し前にティンシャンが一回鳴る。その音に集中し、だんだん音が低くなる。ポーズのあとの体の変化を味わう。 やがて音が聴こえなくなる。
 
 ドラゴンのポーズは、パワーヨガでは両肘をつく。陰ヨガでは手の甲をマットにつける。
 
 眠れる白鳥(スリーピング・スワン)は久しぶりにやった。体がばりばりいっている。最近のパワーヨガでは、太陽礼拝と そのバリエーション数種に偏っているなあ。
 
 いずれも、吐く呼吸で徐々に伸ばしてゆく。あいかわらず、ドラゴンはできない。カエルのポーズでは身体が悲鳴を上げる。
 
 
 講師は、久しぶりにHさん。Hさんのやすらぎのポーズは五角形(ペンタゴン)なのだ。
 
 
H3 ロケット打ち上げ成功、軌道到達、衛星を分離 
up 2024 02 17 (Sat)
 
 久しぶりに明るいニュース。日の丸宇宙技術結集。
 日本の新型基幹ロケット「H3」が打ち上げに成功。軌道の到達し、人工衛星も投入した。
 
 

 機体  会社名  技術
   東レ(3402)  フェアリングや固体燃料容器に炭素繊維
   東海バネ工業()  第一段・第二弾の分離スプリング
   UACJ(5741)  ロケットとの構造材のアルミ材料
   ヤマザキアクティブ()  振動しても緩みにくいネジ
   日本航空電子工業(6807)  ロケットを軌道に投入させるためのセンザー・ユニット
   NECスペーステクノロジー()  温度や圧力などのデーターを地上に送るテレメトリー送信機
 エンジン  中央エンジニアリング()  3Dプリンター技術を配管やバブルに適用
   イーグル工業(6486)  水素と酸素を分離するシール
   ニチダイフィルタ()  エンジンへの異物侵入を防ぐフィルター


 
 宇宙ロケットは激しい国際競争にさらされ、信頼性に加えて、価格競争力が激しいらしい。
 今度は新規開発のH3で、H2Aの一台100億円から、50億円に半減する目標を描く。
 
 今回の記事は、本日の日経朝刊の解説記事から、わたしは理解できる部分を転記した。
 
 ロケット技術には、機体とエンジンに大別できるらしいが、それらの製造メーカーの株式コードを 調べたが、コードが不明の会社が大半だっだ。株式非公開かもしれないが、名前を聞いたことがあるのは、東レ、 UACJ,NEC、重工くらいで、あまりよくわかっていないままに記事を書き写した。
 
 
本質的価値と価格の乖離 
up 2024 02 16 (Fri)
 
 「読書日記」にハワード・マークスの「投資で一番大切な20の教え」を抜き書きしている。
 一番大切な教えが、20もあるというのは自己矛盾だが、著者によると、投資には様々な環境パラメータ や戦略、投資家の感情(熱狂や恐怖)などがあり、一番大切なものを 20 に絞れない、という。
 「20の教え」のどれも一番、大切だという。
 まあ、本のタイトルにどういう名前をつけるかは著者の自由(翻訳者、出版社)の自由だが、たしかに、 どれも重要に思えてくる。
 
 著者、ハワード・マークスは、投資家たちが熱狂や恐怖に駆られて、資産が本質的価値から おおきく乖離しているときは、今市場がどの位置にあるかを見極め、逆張り戦術が有効である、と主張している。
 
 今まさに、日経平均が90年3月(バブル期)の史上最高値へと近づいたている。
 まいにち、300円、500円、あるいは1000円と上昇している。
 
 著者のいうことは正しいのかもしれないが、資産(ここでは、株)の本質的価値を乖離しているかどうかを 判断するのはむずかしい。そもそも、アマチュアの個人投資家には本質的価値などはわかるわけがない。
 
 でも、当時の株価(バブル)と今の熱狂には、共通するところもあるが、大きく異なることもある。
 わかりやすい市場の評価は PER である。
 いかに、当時と今のいくつかのパラメータを列記する。
 
 

   90年3月  24年2月
 日経平均  38,915  38,500
 時価総額  469兆円  857兆円
 名目GDP  443兆円  595兆円
 ROE  9.0%  8.4%
 PBR  4.27倍  1.40倍
 PER  47.5倍  16.0倍
 外国人株主比率  4.2%  30.1
 ドル円  158円  150円


 
 当時のPERは、50倍近い。今は20倍以下である。
 PERが25倍を超えると過熱に向かっていて、30倍を超えると過熱で、逃げろ(撤退を)考えよう。
 わたしにとっては、PERがわかりやすいパラメータである。
 
「井上ひさしの作文教室」 井上ひさし 新潮文庫 \514
 2024 01 04 (Thu)
 
 パソコン画面上で作成した原稿は、その場で up する。
 翌日に、自分のブログを読むと、舌足らずの部分が少なくない。以下は「なるほど」の思ったところの抜粋。
 
 「井上ひさしの作文教室」を読みなおす。
 
【文章は簡潔に】 
 「ので」「―から」「―なので」「―だから」「―が」を使わないこと。これらの言葉を書いたとたんに、 なる。「理由」を次に言わなければならないから文章が長く、難しくなる。
 
【題名をつけるということで三分の一以上は書いたことになる】 
 読み手が、それを見て「あっ、これ、読んでみようかな」と思うような題名をつけてください。
 そうなんだなあ。今まであまり気にしなかった。内容のキーワードで すましていたなあ。題名はかざりじゃないんだ。
 
【読み手のことを考えて、だれでもわかるように書く】 
 書いている本人は、頭の中に無意識の前後関係の文脈があり、書くときはそれを省いて思いつくことを書く。
 でも読み手は、書き手の頭の中にある無意識の前後関係の文脈を知らない。
 読み手は書かれていない書き手の文脈はわからない。他人に読んでもらうとか、自分で声を出して読んでみる。
 書いたから終わったわけではない。読み手の胸にとどいたときに、文章は終わる。
 up したブログを、翌日画面上で読み直す、と舌足らずが多い。
 
【辞書を持ち歩く】
 辞書はとにかく自分のそばに置いておく。
 たとえば、角川必携国語辞典、大野晋(すすむ)さんの辞書には、 「うとうとする(眠りに重点)」「うつらうつらする(覚めているに重点)」の違い、 「文明(売り買いできる)」と」文化(売り買いできない)」違いなどの説明がある。
 
【短期記憶の容量に合うように文章を書く】 
 短期記憶の容量は、情報は十個、時間は二十秒。これを超えると理解されない。
 
【下書きの前のほうはいらない】 
 いきなり核心から入る。その前の説明、理由、手順、前置き、はいらない
 
【自分を指す人称代名詞は、ほとんどの場合いらない】 
 主語を抜く。
 
【理屈を連れてくる接続助詞はできるだけ使わない】 
 「―という」「―といわれる」「―について」「―に関して」などは、つまりいい加減。はっきり言わないで おいて、これをいれて責任を取らせる。使わないで済ませる。以下略。
 
◇◇◇ 
 これらのことは、多くの文章読本にも書かれている。わかっているのにできない。
 わかっているのにできない。それは習慣化できていないからなんだ。きっと。
 井上ひさしさんって、すごいなあ。
 
求めない 05
 「求めない」 加島祥造 小学館文庫 \500br> 2024 02 18 (Sun)
 
29 
 求めない--
 すると
 悲しみが消えてゆく
 
31 
 求めない--
 すると
 時はゆっくりと流れはじめる
 
32 
 求めない--
 すると
 心に平和がひろがる
 
33 
 求めない--
 すると
 無駄口をきかなくなるよ
 
 
34 
 求めない--
 すると
 慌てたりしなくなるよ
 
◇◇◇ 
 
 そうか、求めなければ時間がゆっくり進むんだ。
 加齢とともに、時が過ぎるのが早くなる。
 一瞬のうちに一日が終わる。
 一瞬のうちに一週間が終わる。
 一瞬のうちに一か月が終わる。
 一瞬のうちに一年が終わる。
 
 詩人、加山さんによると、それはきみが煩悩を捨てきれず、あれこれと求めすぎているからなんだ。
 無駄口をきき、慌てふためく。
 それはきみが、あれこれと求めすぎているからなんだ。
 
 つづく