ランダム・ウォーク 172   右肩下がり銘柄買いのタイミング 01


2022 02 28 (Fri)
 
 FRBの正常化政策(利上げ、資産購入削減)、コロナ・オミクロン第六波感染拡大で、大きく下げたところに、 ロシアのウクライナ侵攻で、株価は大きく下げる。日経平均もう約一割下げる。29,700 -> 26520円。
 
 株価は上下の波動を繰り返す。米国の金利上昇でハイテク株は大きな打撃を受ける。コロナで バリュウ―株も下げる。ロシアの暴挙で、世界規模での経済停滞を折り込みつつある。
 
 明日は今日よりよくなるを信じて生きてきた。
・ FRBの正常化政策:経済が正常化するのは結構なこと。 じゃぶじゃぶの金融緩和でハイテク株の下落も結構。高すぎるPERの修正過程。
・ オミクロン第六波: やや収束の傾向がみられる。アフタコロナ銘柄に注目。
・ ロシアのウクライナ侵攻: 失われた帝国の栄光が二度と戻らないには歴史の示すところ。
 
 
右肩下がり銘柄は買いのチャンス  数字がたくさんあるが B/A に注目してください。
 

 銘柄  コード  基準日  A: 基準日
 株価 
B: 本日
 株価 *1
上昇率 
 B/A 
 M 3  2413  21 11  A: 8900 B: 4270  0.47 
 メリカル  4385  21 11  A: 7400  B: 3550  0.48 
 エンビプロ  5698  21 11  A: 2800  B: 1340  0.48 
 アウトソース  2427  21 11  A: 2220  B: 1400  0.63 
 良品計画  7453  21 09  A: 2600  B: 1700  0.65 
 モノタロー  3064  21 12  A: 3200  B: 2150  0.67 
 テルモ  4543  21 09  A: 5500  B: 3770  0.67 
 セリア  2782  21 09  A: 4340  B: 2940  0.68
 リクルート  6098  22 01  A: 7100  B: 4800  0.68
 ウエルシア  3141  21 11  A: 4380  B: 3060  0.70 
 ぴあ  4337  21 11  A: 4590  B: 3220  0.70 
 パーソナル  2181  21 11  A: 3600  B: 2550  0.71 
 ヴィザQ  4490  22 02  A: 4600  B: 3400  0.74 
 ネクステージ  3186  22 01  A: 3270  B: 2450  0.75 
 NRI  4307  21 12  A: 5200  B: 3975  0.76
 ドンキ  7532  21 10  A: 2500  B: 1900  0.76 
 クボタ  6326  21 12  A: 2600  B: 2060  0.79 
 コムチュア  3844  21 06  A: 3700  B: 2930  0.80 
 日経平均    21 11  A: 29700  B: 26520  0.89 


*1 本日株価は、2022 02 28 終値
 
 
◇◇◇ 
 
 栄光の「M3」「メリカル」「エンビプロ」が、昨年の秋より、5割以上下がる。
 「モノタロー」「テルモ」「リクルート」「ウエルシア」「NRI(野村総合研究所)」がこんなに落ちるとは。 理由がわからない。
 私の観察、① 長期の株価は業績(ファンダメンタル)に依存。② 短期の株価はランダム・ウォーク に共に反している。
 慣性の法則 (下がりだすとしばらく下がる、上がりだすとしばらく上がる)による、のかな?
 
 FRBの正常化政策(利上げ、資産購入削減)、(おそらく)コロナ・オミクロン第六波感染収束は、 市場は織り込み済み。
 ロシアのウクライナ侵攻は予測不能。世界の金融政策で長期戦になるとロシアは自滅。
 
 まあ、しばらくは監視を継続。
 底打ち、反転の兆候が出始めると、「試し買い」「買い上がり」のチャンス。