視力回復(0・02 から 1・2へ) 20年の旅 08 Something great に任せる 


up 2021 02 19 (Fri)
 
 水晶体が濁り、ものがかすんで見える。80歳になると100%の人が白内障になるという。濁りの程度は、人によって、 進行によって異なる。
 クリニックの先生は、「あなたが日常生活で不便だと思ったときに手術をしなさい」という。
 
 避けられないものは受けて立つよりしかたがない。
 「先生、お願いします」
 
 「聖マリ、S中央病院、今はコロナ優先で手術予約ができません。当クリニックで日帰り手術にしましょう」
 「お願いします」
 
 まずは右眼手術。二週間後に左眼手術。日程確定。
 血液検査。
 
 眼の説明(角膜、光彩、水晶体、ガラス体、網膜)、手術概要(瞳孔拡散、水晶体取り出し、人工レンズの挿入)、 リスクの説明(限りなく0日近いがリスクはある)。
 
 次回に、「手術承諾書」提出。「お薬手帳」を持ってきてください。
 ほどんどの内科服用薬とは無関係らしい。
 
 一週間後、眼圧、視力、眼底などの検査。感染防止、炎症防止の抗生物質、瞳孔拡散の眼薬処方。
 「手術後は、眼帯をします。付添人がいると安心です」
 
 手術当日。洗眼。麻酔目薬点眼。歯科医の椅子に腰かけたイメージ。眼球のどこかを切開。一瞬、チクリ。 水晶体取り出し。人工レンズ挿入。この間、10分程度。手術をした眼に眼帯。
 
 翌日、クリニックで眼帯をとる。視力測定。1・2。世の中が明るく見える。
 
 ここ2週間、洗顔、風呂、アルコール禁止。数種類の感染、炎症防止目薬。一日4回。
 
 二週間後、左眼手術。
 
 約二か月間、4種類の薬を一日4回、点眼。 
 
 右眼の手術、左眼の手術。その間、やく2か月、運動禁止。できるだけ外出も控えるように。 (コロナ、花粉症などの炎症、感染対策らしい)。
 
 
◇◇◇
 
 自分のからだを自分でコントロールできない。こういうふうにプログラムされているのだ。
 
 「自力本願」は傲慢。「他力本願」しかない。 Something great に任せるしかない
 
 手術から三か月経過。4種類の炎症・感染防止目薬が 1種類になる。毎月の術後経過観察が、3か月ごとに なる。
 太極拳とテニスを再開したが、静体視力、動体視力に問題なし。相変わらず「へたくそ」なのは視力のせいではない。
 
 つづく