わたしは、太極拳(簡化太極拳24式、太極拳48式)をほぼ20年やっているが、このプーブーができない。
① 片足の裏を床につけるのだが、踵が浮いてしまう。
② 片方の脚をまっすぐ伸ばすのだが、膝が曲がってしまう。
③ 致命的なのは、身体が前傾してしまう。立身中正(りっしんちゅうせい)。太極拳の基本である背中をまっすぐに保てない。
たぶん、三つの要素が必要なのだ。
① 柔軟性。身体(股関節)を135°程度開いている。片脚をまっすぐ伸ばしている(膝は曲がっていない)。
② 体力。これは演舞の一部であり、このあとすぐ立ち上がって次の演舞に入る。この姿勢から立ち上がるには、大腿四頭筋や おそらくハム、腹筋、背筋などの筋力が必要である。
③ 股(くわ)の使い方と体重移動。太極拳の八割くらいは股の使い方と体重移動にある。この姿勢に入るときの股の使い方や 体重移動が分かっていないのだ。