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110期心屋塾マスターコース
(みなマス3期)を卒業しました
心屋認定カウンセラー
みっちーです
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今週は他の人の仕事が忙しいらしく、
私はその仕事をしていました。
数日経った頃、上司から
仕事のやり方について指摘を受けました。
話は、二年前にさかのぼりますが
術後から悪化した鬱の影響で対人関係を拗らせ
そのことを上司に相談していた
時期がありました。
上司は親身に話を聴いてくれたので、
とても感謝していました。
しかし、上司の様子が一変した(気がして)
私は不信感を感じていました。
裏切られたと「思い込んで」しまい、
上司とはそこからずっと距離を置いてきました。
そして今回、やるように指示された仕事で、
上司に仕事のやり方をダメだしされ
自分の自尊心を傷つけられた(気がして)
いました。
心がギュッと固くなって、感情が失われたよう。
怒りにも似た感覚を覚えましたが、
その時、「私は今、悲しいのだな」
という事に気が付きました。
感情を吐き出したい、そんな衝動に駆られました。
周りには人がいなかったので
仕事をしながら、声を出して泣き
溢れる涙も自分の心に任せてみました。
その時の自分の気持ちを大切にしよう
と思いました。
しばらく泣いていると、
徐々に気持ちがスッキリしてきました。
しかし、仕事が終わるまで、
心の中のモヤモヤは消えなくて、
「さあ、どうする私?」
そう思ったとき、
心屋で学んできたのだから
上司に
自分が自尊心を傷つけられた(気がして)
悲しかった事、
術後からの自分の気持ちを伝えてみよう
と思いました。
終業後に上司に声を掛け、
今、自分が感じているすべてを話しました。
「~された(気がして)悲しかった」
という伝え方をしてみると、
素直に聞き入れて貰うことが出来ました。
ちなみに、怒りをそのまま出してしまうと
相手の人も、つい感情的になってしまいます。
怒りの感情の奥底には悲しみが隠れています。
なので、そんな時は
~された気がして悲しかった、つらかった
などの表現で自分の気持ちを伝えると
相手の人には素直に
受け入れてもらいやすいと思います。
上司は、
私が今回の仕事で、ダメ出しされて
自尊心が傷ついた事も
術後、途中から私が不信感を抱いていた事も
知らなかったと話していました。
そして、
上司からダメ出しの件について謝罪されました。
私は、一人で被害妄想を膨らませて
今までの出来事からの延長線として
今回のダメ出しを捉えていました。
だからこそ、
泣くほど悲しかったのだと思います。
今回、上司と話をしたことで、
お互いの本音を知ることが出来ました。
たぶん、話をしていなければ、
さらに話がこじれていたかも知れません。
今回思ったのですが、
私は、自分で勝手に被害妄想を膨らませて
ネガティブな感情を抱えていました。
日常でも、そんな事が結構あるのだろうな
と感じています。
最終的には、お互いに冗談を言い挨拶を交わし、
職場を後にしました。
今回、この仕事をする事になったとき、
「嫌だなぁ」と感じていたのと同時に
上司との関係について
今の私の課題として、どう向き合うか?
を天にお試しされていたような気がしていました。
「何もせず、被害妄想を抱えて続けていく」
と言う選択肢もあったのでしょう。
しかし、
自分なりの方法を探し、試してみれば
結果が良くても悪くても、納得して先へ進める。
自分の願いを叶える事で
『自分への信頼感』を持てた気がしました。
鬱がひどくて、対人関係で悩んでいた頃には、
とても考えられなかった事ですが
人って変わっていけるんだ
自分にも、そんな力が備わっているんだ
そんな事を気づかせてくれた
出来事だったと思っています。
私にとって、あなたにとって
素敵な一日でありますように




