東海道ちょこっと歩き 川崎~品川 | greenjadeのブログ

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生け花を中心に、discover Japan の日々。

川崎大師へ

初詣に行ってきました。

例年、お昼前後ですと

すさまじい混雑で

境内に入るまでに

1時間近くかかるのですが

朝早いと空いてる音譜

お参りもスムーズ音譜

ゆったり心静かに

手を合わせて

境内あれこれ見学。

川崎大師の正式名称は

「平間寺」へいけんじ。

 

よくお参りしているお寺のわりに

縁起って読んだことがなかったのですが、

平安時代、平間兼豊、兼乗という武士の親子が

無実の罪で国を追われ

流浪の末、ここ川崎に落ち着き

漁師をして生計をたてていた。

 

ある夜、高僧の夢枕のお告げにより

海の光り輝く場所に網をうつと

弘法大師の尊いお像が引き上げられた。

 

高野山の尊賢上人が

兼乗と寺を建立、

弘法大師のお像を本尊として

兼乗の姓から

平間寺と号した。

 

・・・

漁師が海から像を引き上げて

本尊にしたのが由来、

というところ、

浅草寺と似ていて面白いひらめき電球

 

さて

お参りが終わったら

毎年恒例!

プチ東海道歩き。

川崎から品川まで歩きます。

東海道かわさき宿交流館

ここの展示

とても充実していて

無料で見るのは申し訳ないくらいです!

 

階段に

広重の東海道五十三次の絵が照れ

ところで

昨年が

川崎宿ができて

400年の年だったそうです。

東海道の成立よりも

20年ほど後だそう。

資料館の方の話では

川崎に宿場を作る指示は

幕府から前からあったものの

宿が貧しくて

本陣をつとめる者がおらず

それで20年遅れになったそうです。

 

本陣って

名誉職みたいなもんで

実際は貧乏くじだった、

という話はあちこちで聞いたな~。

 

川に近い宿場は

川渡しや宿泊で賑わうところが多く

裕福なのかと思っていたので

意外でした。

川渡しの収益って

必ずしも地元に落ちたわけじゃないのですね。

現代はさくっと

橋で多摩川を渡ります。

広重の絵に描かれた風景

ちょうどこんな向きで

右奥に富士山が見えるはずなのですが

今はビルだらけですガーン

川を渡って近くの

六郷神社

子供流鏑馬、

と張り紙があったので

流鏑馬ができるほど

境内広くないよね?

と思っていたら

こんなかわいらしい木馬でした!

いつも見るのを楽しみにしてる

1685年の狛犬。

なんともユーモラスなお顔爆  笑

源頼朝の寄進と伝わる

手水石

 

六郷神社を出ると

しばらくは国道歩き、

特別見るものもなくて

我慢大会になりますあせる

 

蒲田を過ぎたところで

梅屋敷に寄るのが楽しみラブラブ

まだ満開とはいきませんが

早咲きのものが

ちらほら咲いて

良い香り照れ

大森警察署のところで

旧東海道は

国道を離れます。

三原通り

この道幅は

江戸期のまま。

前を通るのを楽しみにしている

お花屋さん。

大きな木は

ユズリハではないかと思うのですが

この木を見るのが

楽しみなんです照れ

三原通りを楽しんで

道はまた国道に戻り

しばらく我慢したあと

次の史跡はこちら!

鈴ヶ森刑場跡

髭題目は

歌舞伎の舞台を思い出して

ちょっとワクワクするのですが

やはりこの場所

なんか怖いんですよねガーン

 

碑の後ろって

こんなふうになってたんだひらめき電球

刑場跡の向かい側の

タクシー会社さん、

ここのサザンカの生垣が

いつも素晴らしく美しいです。

 

浜川橋、

通称「泪橋」

鈴ヶ森に引かれていく

罪人が

家族と涙の別れをしたので

そのように呼ばれていました。

 

海雲寺

火と水の神、

台所の神として知られる

荒神さまをおまつりしています。

堂内の扁額が見事です。

 

品川寺(ほんせんじ)

入り口のところに

江戸六地蔵のひとつがあります。

六地蔵の中で

ここのものが一番古く

現存する中で

一番大きいのだそう。

 

本堂は

ちょっとエキゾチック。

境内の大イチョウ、

となりのマンションといい勝負イチョウ

 

品川宿内は

東海道沿いの宿場から

寄贈された松の木が

あちこちにあります。

どこから来たのかな?

と見ながら歩くのが楽しいあしあと

ひときわ立派な

浜松出身の松

本陣跡

品川駅までもう少し。

八ツ山橋

品川駅到着!

うわっ、駅舎がショボい!

・・・とびっくりびっくり

大規模再開発工事中なんですね。

 

3時間強のウォーキングあしあと

川崎大師への初詣と

東海道プチ歩き、

毎年恒例になっていて

やらないとすっきりしないのですあせる

これで今年も

良いスタートが切れます!

今年も歩きますよーあし